「フォルクスワーゲン・パサート」に悪路も走れる「オールトラック」登場
2018.10.31 自動車ニュース![]() |
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2018年10月31日、ラフロードの走行も考慮したクロスオーバーモデル「パサート オールトラック」を発売した。
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ディーゼル+フルタイム四駆で走りと経済性を両立
パサート オールトラックは、Dセグメントのステーションワゴン「パサートヴァリアント」をベースに、悪路走行を想定した専用のドライブモードや機能、装備などを採用したクロスオーバーモデルである。
特にドライブモードセレクト機能については、新たに「オフロードモード」を採用。このモードでは、制動距離をより短くするべくABSを調整するほか、低速域における細かなアクセルワークを可能とするため、アクセルペダルの特性も変更。30km/h以下で急な下り坂に差し掛かると、車速が一定になるよう4輪すべてでブレーキを自動制御する「ヒルディセントアシスト」も搭載している。
パワープラントは最高出力190ps、最大トルク400Nmを発生する2リッター直4直噴ディーゼルターボエンジンと6段デュアルクラッチ式ATの組み合わせで、JC08モード計測で17.3km/リッターという燃費性能を実現。駆動システムには日本仕様の「パサート」シリーズで唯一、路面状況に応じて最適な前後トルク配分を行うフルタイム4WD「4MOTION」が採用される。
デザイン面での差異化も図られており、パサートヴァリアントより30mm高められた160mmの最低地上高や、同車専用のバンパーおよびホイールエクステンション、サイドシル、インテリアでは専用シートやアルミ調ペダルクラスターなどが特徴となっている。
ボディーカラーは「アトランティックブルーメタリック」「ディープブラックパールエフェクト」「マンガングレーメタリック」「パイライトシルバーメタリック」「ピュアホワイト」「オリックスホワイト マザーオブパールエフェクト」(有償オプション)の全6色。ラインナップはベーシックな「TDI 4MOTION」と充実した装備が特徴の「TDI 4MOTIONアドバンス」の2グレードとなっている。
価格はTDI 4MOTIONが509万9000円、TDI 4MOTIONアドバンスが569万9000円。
(webCG)
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