第4回:普通のバイクとは“一味違う”走りを満喫
三輪モーターサイクルやインポートスクーターを試す

2019.05.02 JAIA輸入二輪車試乗会2019
 
第4回:普通のバイクとは“一味違う”走りを満喫三輪モーターサイクルやインポートスクーターを試すの画像拡大

日本に上陸したばかりの三輪モーターサイクル「カンナム・ライカー ラリーエディション」や、スクーターの「ベスパGTSスーパー300ノッテ」「BMW C400GT」に試乗。普通のバイクとは一味違う、走る喜び、操る楽しさに触れた。

カンナム・ライカー ラリーエディション
カンナム・ライカー ラリーエディション拡大
 
第4回:普通のバイクとは“一味違う”走りを満喫三輪モーターサイクルやインポートスクーターを試すの画像拡大
 
第4回:普通のバイクとは“一味違う”走りを満喫三輪モーターサイクルやインポートスクーターを試すの画像拡大
 
第4回:普通のバイクとは“一味違う”走りを満喫三輪モーターサイクルやインポートスクーターを試すの画像拡大
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=2352×1509×1062mm
ホイールベース:1709mm
重量:285kg(乾燥重量)
エンジン:900cc 水冷4ストローク 直列3気筒 DOHC 4バルブ
最高出力:78ps(57.5kW)/7100rpm
最大トルク:76Nm(7.7kgm)/6300rpm
価格:176万4000円
ボディーサイズ:全長×全幅×全高=2352×1509×1062mm
	ホイールベース:1709mm
	重量:285kg(乾燥重量)
	エンジン:900cc 水冷4ストローク 直列3気筒 DOHC 4バルブ
	最高出力:78ps(57.5kW)/7100rpm
	最大トルク:76Nm(7.7kgm)/6300rpm
	価格:176万4000円拡大

新しいライディングファンがある!
カンナム・ライカー ラリーエディション……176万4000円

スノーモービルや水上バイク、ATVなどのレクリエーショナルビークルで知られる、カナダのBRP社が手がける三輪モーターサイクルCAN-AM(カンナム)。これまでは1330ccエンジン搭載モデルのみだったが、新たに900cc/600ccエンジンを積むライトウェイトモデル、Ryker(ライカー)が登場した。

試乗したのはロータックス製の並列3気筒エンジンを積み、オフロード走行に対応するサスペンション/タイヤを備えたラリーエディション。従来のカンナムはボディーも大柄で、金持ちのオジサンが「オラオラ」と乗り回しているイメージがあったが(個人の感想です)、このライカーはシンプルでコンパクト。そしてシートの後端がスパッと切り落とされた造形などは“未来感”がハンパない。これなら若者も「カッケー!」と憧れそうだ。

前2輪、後ろ1輪のライカーは、見るからにクルマとオートバイの“ハイブリッド”的乗りものだが、実際の運転操作もミックススタイルだ。アクセル操作は右手のグリップをひねるだけ。トランスミッションはCVTなのでギアチェンジはない。ブレーキは右足のペダルを踏み込むことで前後輪を制動する。そして最も慣れを要するのはカーブの曲がり方。二輪のようにリーン(車体を傾ける)しないので、バーハンドルを「面舵いっぱーい」とばかりに切って曲がるのだが、横Gに耐えながらのハンドル操作は意外に腕力が必要で、勢いよくコーナーに飛び込み過ぎると、「あー、飛び出す!」と焦ることもあった。

とはいえ「倒れない」というのは三輪モーターサイクルの圧倒的なアドバンテージである。クルマにしか乗ったことのない人がオートバイの感覚を味わうのには最高の乗りものだし、バイク好きが乗ってもまったく新しいライディングファンを体感することができる。

600ccモデルなら130万円台から、という従来モデルよりリーズナブルになった価格も含めて、かなり心引かれる乗りものだった。普通自動車のAT免許で乗れる、というのを魅力に感じる人もいるだろう。とはいえ駐車スペースなどのことを考えると、所有のハードルはそれなりに高いんだけど。

(文=河西啓介/写真=三浦孝明/編集=堀田剛資)

あなたにおすすめの記事
新着記事