テスラ・モデルX P100D(前編)
2019.05.02 谷口信輝の新車試乗 「ファルコンウイングドア」にスーパースポーツ顔負けの高出力モーター、そして先進の運転支援システムを備える、テスラの電動SUV「モデルX」。大いに関心を持っていたという谷口信輝のファーストインプレッションは?気分がウキウキしてくる
テスラくらい好き嫌いがはっきりと分かれる自動車メーカーも珍しいだろう。
“テスラ好き派”にとって、その魅力は明確。375~505km(モデルXの場合)という通常のEVでは考えられないほど長い航続距離を実現していたり、内外装のデザインが前衛的だったり、彼らが「オートパイロット」と呼ぶ運転支援機能が備わっていたりと、他メーカーのエンジン車やEVにはない価値を見いだしているからだ。イーロン・マスクCEOの常識にとらわれない発想や言動に心酔しているファンも少なくないだろう。
反対に“テスラ嫌い派”は、ここに挙げたテスラの特徴をすべてうさんくさい目で眺め、マスクCEOの一挙手一投足にいらだちを募らせる。ふたつのグループは、どこまでいっても相いれないように思える。
では、われらが谷口信輝は“好き派”なのか“嫌い派”なのか?
その答えは、以下の文章を読めば直ちにわかるはず。なお、今回試乗してもらったのはモデルXの最強モデルである「P100D」で、お値段は1800万円ほど。ただし、テスラは最近グレード設定の見直しを図っていて、これと同じ仕様のモデルXはいまでは購入できなくなっているようなのでご注意願いたい。
「もう、このフロントウィンドウが特徴的ですよね」
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