【人とくるまのテクノロジー展2019 横浜】技術はもちろん新型「マツダ3」のデザインに注目

2019.05.23 自動車ニュース
新型マツダ・マツダ3
新型マツダ・マツダ3拡大

マツダは、2019年5月22日に開幕した「人とくるまのテクノロジー展2019 横浜」(会期:5月24日まで)において、新型「マツダ3」と、同車に搭載する最新のパワーユニット「スカイアクティブX」を展示した。

ブースの壁面に掲げられたマツダのコーポレートビジョン。
ブースの壁面に掲げられたマツダのコーポレートビジョン。拡大
マツダが考える将来的なパワーユニット分布。電動化が進んでもなお、内燃機関の存在は大きいと説明される。
マツダが考える将来的なパワーユニット分布。電動化が進んでもなお、内燃機関の存在は大きいと説明される。拡大
「スカイアクティブX」のコア技術である「火花点火制御圧縮着火」を解説するボード。
「スカイアクティブX」のコア技術である「火花点火制御圧縮着火」を解説するボード。拡大
次世代型ガソリンエンジン「スカイアクティブX」。新型「マツダ3」に搭載される。
次世代型ガソリンエンジン「スカイアクティブX」。新型「マツダ3」に搭載される。拡大
 
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新しいデザインも大注目

10枚以上の説明パネルが壁に張り出され、読んでみると詳細なSKYACTIV(スカイアクティブ)テクノロジーの解説が。とても勉強会っぽかったのがマツダのブースである。どことなく、学園祭でマジメな文化部が発表展示をするのに似ていた。

「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言2030」というコーポレートビジョンでは「挑戦することを真剣に楽しみ、独創的な“道(どう)”を極め続けます」と見えを切る。「地球」「社会」「人」という3つの要素で環境保全、事故のない世界、人馬一体の理想を訴えかけるのだ。Well-to-Wheelの発想でCO2削減を訴え、内燃機関を徹底的に磨き上げることで貢献する姿勢を強調。電動化一辺倒の風潮とは一線を画す方針を明らかにする。

企業姿勢を確認した上で、技術解説が始まる。1つ目は「スカイアクティブビークルアーキテクチャー」。人馬一体思想を体現するための、ボディー、サスペンション、シート、タイヤの各機能を最適化するというコンセプトだ。人間の歩行を研究し、ドライバーズシートに座っているときも理想の状態を得られるようにすることを目指すという。

もう1つは、画期的なエンジン技術を投入したスカイアクティブX。SPCCI(火花点火制御圧縮着火)を用いたもので、「ガソリンエンジンとディーゼルエンジンのいいとこ取り」と言われる。スーパーリーンバーンを実現することで出力とレスポンス、燃費性能をすべて向上させるという。世界中の自動車メーカーが挑んできた技術を最初に実用化したのだから、解説の文章もなんとなく誇らしげだ。

スカイアクティブXエンジンも展示されていたが、形は普通のエンジンと変わらないから特別感はない。いくら見つめても技術の価値は見えてこないのだ。代わりに注目を集めていたのが、ブースの中心に置かれていた新型マツダ3である。

アメリカ仕様の左ハンドルだが、まだあまり見る機会がなかったから大人気。運転席に座ってみたりリアクオーターの曲面を眺めてみたりする人であふれていた。スカイアクティブビークルアーキテクチャーやスカイアクティブXが盛り込まれたモデルだが、まずはデザインが関心を呼んでいた。

(文=鈴木真人)

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