『CAR GRAPHIC』2020年6月号発売 「フォードGT」日本上陸
2020.04.30 From Our StaffCG6月号の表紙と巻頭を飾るのは、「GT40」をオリジンとするモデルの3代目としてつくられた「フォードGT」。ルマン初制覇からちょうど50年後の2016年に再びサルトで星条旗を掲げたスーパースポーツに、本邦初試乗しました。サイドストーリーとともに、必読です。(CG編集部)
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知られざる事実が明らかに
巻頭特集で取材したのは、日本市場から撤退して久しいフォードが、ただ1車種のみ、特別に“日本向け”としてデリバリーした新型「GT」です。レーシングカースペックのCFRP製モノコックシャシーに、IMSAで鍛えられたエコブーストV6ツインターボエンジンをミドシップ。後方へ絞り込まれたキャノピーと独立したリアフェンダーを“フライング・バットレス”と呼ばれるフィンでつなぎトンネル構造としたリアセクションや、格納式リアウイング、マルチマティック社製の電子制御DSSVダンパーなど、断片的な技術情報こそ手に入るものの、その全体像がつかめなかった新型GT。その実像が試乗インプレッションとともに描き出されます。また、実際にフォードGTの購入者だけに届く、色見本やバッグ、レーシングスーツといった貴重なグッズも紹介しています。
さらにヒストリーページでは、フォードが初めてルマン24時間耐久レースを制した1966年に、フォードGTの活動の拠点であった英スラウのFAV(フォード・アドバンスト・ビークル)、米デトロイト郊外のKar Kraft、そしてカリフォルニアのシェルビー・アメリカンを取材した日本人ジャーナリストの山口京一さんが、当時の思い出を交えながら、フォードGTの誕生から成功までを振り返ります。当時を知る人だから語れる、貴重な証言です。
フォードGTを追うように、最新のスーパースポーツとGTのリポートが続きます。ランボルギーニの「ウラカンEVO」とポルシェの「911ターボS」は、スーパーカーブーム時代を現代にリバイバルしたかのような組み合わせ。最新のスーパーカー事情を知るのに、この2台ほど適したクルマはないでしょう。
6月号の隠れた目玉記事は、人気連載「GGのおもちゃ箱」です。新型コロナウイルス感染症の影響で中止になった3月のジュネーブモーターショーで、GFGブースに飾られるはずだった銀色のバルケッタ「バンディーニ・ドーラ」にまつわるストーリー。今回の白眉はなんといっても、ジョルジェット・ジウジアーロ御大が自ら描いた実物大のサイドビュースケッチ。こちらはおそらく世界初公開でしょう。
そのほか、ランドローバーの新型「ディフェンダー」の小特集も見逃せません。ナミビアを激走するディフェンダーの姿は、写真だけでも見応えがあります。さらにはアイルトン・セナが最後に泊まったホテルの物語や、「トヨタ・グランエース」のライバル比較など、さまざまな記事が盛りだくさん。CG6月号は定価1300円です。デジタル版は、Amazon/Kobo/BookLive!/ブックパス/SonyReaderStore/Fujisanで購読できます。お近くの書店や、オンライン書店でお買い求めください。
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『CAR GRAPHIC』2020年6月号
発行所:株式会社カーグラフィック
定価:1300円
A4判変型・200ページ
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