「メルセデス・ベンツVクラス」に5人での車中泊が可能な「マルコ・ポーロ ホライゾン」登場
2020.05.21 自動車ニュース![]() |
メルセデス・ベンツ日本は2020年5月21日、ミニバン「Vクラス」に「V220d Marco Polo HORIZON(マルコ・ポーロ ホライゾン)」を設定し、販売を開始した。
キャンプなどで役立つ機能や装備を満載
V220dマルコ・ポーロ ホライゾンは、車内で快適に休むことができるポップアップルーフや、フルフラット機能付きベンチシート、回転式シート(前席)などを備えた、キャンプなどのアウトドアレジャーに好適なモデルである。日本では、2018年2月に一度設定されたことがあるが、ベースとなるVクラスが2019年10月にマイナーチェンジ。今回、晴れて最新のVクラスにも、マルコ・ポーロ ホライゾンが設定されることとなった。
特徴は先述の専用装備にあり、特に車体上部のポップアップルーフは、展開するとルーフ上にフラットな就眠スペースを確保できる。内部には2人分のベッドやリーディングライトが備わるほか、展開時には車内高が高くなるので、ウィンドウカーテンを併用すれば車内を簡易の更衣室としても利用できるという。
また、最大で230°回転させられる運転席・助手席シートを活用すれば、休憩時には後席と対面してのゆとりあるシートレイアウトが可能。2列目シートは、ヒーターやベンチレーション機能を搭載することで快適性を高めている。3列目シートはフルフラットに格納することができ、ポップアップルーフを展開しなくとも最大で3人の就眠が可能。足元にはアンダーシートボックスを備えるなど、十分な収納スペースも確保している。
このほかにも、オートキャンプなどで重宝するロールアップ機能付きのサイドオーニング(ルーフ右側)や、リレー式のサブバッテリーなどを特別装備。サブバッテリーはエンジン停止時に自動でメインバッテリーと切り離されるため、“バッテリー上がり”を心配することなく電気を利用でき、またエンジンを始動すると特別な操作を要することなく、自動で充電が開始されるという。
価格は938万円。
(webCG)
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