「ポルシェ911ターボ」の予約注文受け付けがスタート 最高出力は先代モデル比+40PSの580PS
2020.07.16 自動車ニュース![]() |
ポルシェジャパンは2020年7月16日、「911ターボ」およびオープンモデル「911ターボ カブリオレ」の予約注文受け付けを開始した。
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ポルシェ911ターボは、1975年に誕生。最新モデルは8代目の911(992型)をベースに開発された。911の伝統にのっとってリアに搭載される3.7リッター水平対向6気筒エンジンは、電子制御バイパスバルブ付きシンメトリカルVTGターボチャージャーを備え、最高出力580PS/最大トルク750N・m(オーバーブースト時)を発生。この数値は先代モデル比で40PS/40N・m上回る。
0-100km/h加速タイムは先代モデルより0.2秒短縮された2.8秒で、最高速度は先代モデルと変わらない320km/hとなる。
走りに関するメカニズムではPASMシャシーを標準装備とし、車高が10mmダウンとなる電子制御PASMスポーツシャシーはオプションで用意される。タイヤはフロント:235/35R20、リア:315/30R21サイズで、ブレーキシステムはフロントが直径408mm、リアが同380mmの鋳鉄製ディスクを標準装備。ストッピングパワーに定評がある10ピストン固定キャリパーPCCBセラミックブレーキがオプション設定されている。
インテリアは「ポルシェ アドバンストコックピット」と「ダイレクトタッチコントロール」を採用する「911カレラ」に準じたものとなり、14Way電動スポーツシートやスポーツクロノパッケージ、シフトパドル、マルチファンクション/モードスイッチ付きGTスポーツステアリングホイール、BOSEサラウンドサウンドシステムなどが装備される。アダプティブクルーズコントロールやレーンキープアシスト、ナイトビジョンアシスト、Burmesterハイエンドサラウンドサウンドシステムなどはオプションとして選択できる。
ボディーは先代モデルよりも拡大。フロントセクションはボディー幅が45mm拡大されて1840mmに、リアセクションも同様に20mm拡大されて1900mmとなった。前後ランプはLEDで、ヘッドライトには「ポルシェダイナミックライトシステム プラス(PDLS Plus)」が装備され、電子制御式の冷却用エアフラップや大型化されたアクティブフロントスポイラー、同じく大型化された可変リアスポイラーも備わる。
価格は911ターボが2443万円、911ターボ カブリオレが2731万円。両モデルとも、右ハンドルの8段AT(PDK)のみの設定となる。
(webCG)