ホンダS2000<20周年記念純正アクセサリー装着車>(後編)

2020.09.24 谷口信輝の新車試乗 新開発サスペンションを装着した懐かしのスポーツカー「ホンダS2000」に、レーシングドライバー谷口信輝が試乗。その走りをじっくり味わったあとでプロが語った、スポーツカー開発で最も重要なこととは?

S2000の長所が生きている

試乗した直後から谷口信輝が「メチャクチャ楽しい」を連発したホンダアクセス仕立てのホンダS2000。後編では、谷口がS2000に抱く印象についてまずはご紹介しよう。
「S2000って、デビューした当時はすっごくハンドリングがピーキーっていわれてましたが、今回試乗してみて、ステアリングがとりたててクイックかといえば、そんなことはなかったように思います。この試乗車は1999年10月初度登録の最初期型なんですけどね。でも、クルマはコンパクトで軽い(カタログ上の車重は1250kg)。クルマ全体でみると着座位置が後ろめだったりとか、そういう古典的な部分はありますが、やっぱりスポーツカー黄金時代の一台ですよね」

なるほど。日本車に後輪駆動のスポーツモデルが数多く設定されていた時代の最後期に登場した一台がS2000だったのは事実。谷口にとってS2000は、そういった時代を彩るスポーツカーのひとつだったようだ。
「いい意味で昔のクルマだし、スポーツカーに味があった当時のモデルですよね。そりゃあ、難癖をつけ始めればいろいろとあると思いますよ。でも、この試乗車はS2000のいいところがしっかり強調されていると感じました」

ほほー、それはどんなところか?
「これって、特別なダンパーが装着されているんですよね。乗り味自体は全然不満はなかったんですけど、いまどきの高級なサスペンションのような“よさ”は感じられませんでした」

では、「いまどきの高級なサスペンション」とは、どんな乗り味をもたらしてくれるのだろうか?

 
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