2021年のジャガーは主力モデルを大幅改良【輸入車ブランドに聞きました2021】

2021.01.21 自動車ニュース webCG 編集部
2021年のジャガーは、前年に続いて基幹車種の大幅改良と商品力のアップが図られるという。
2021年のジャガーは、前年に続いて基幹車種の大幅改良と商品力のアップが図られるという。拡大

今も昔も、日本のクルマ好きの間で根強い人気を誇るジャガー。スポーティーで美しいクルマをつくり続ける英国のプレミアムブランドにとって、2020年はどんな年となったのか? また2021年にはどのようなモデルの投入を予定しているのか? インポーターのジャガー・ランドローバー・ジャパンに聞いた。

2020年1月にマイナーチェンジモデルが導入された「Fタイプ」。
2020年1月にマイナーチェンジモデルが導入された「Fタイプ」。拡大
「XE」は2019年8月にマイナーチェンジモデルを発表。2020年は、通年で改良モデルが販売された。
「XE」は2019年8月にマイナーチェンジモデルを発表。2020年は、通年で改良モデルが販売された。拡大
スポーティーなデザインとちょうどよいサイズ感で人気を博すコンパクトSUV「Eペース」。
スポーティーなデザインとちょうどよいサイズ感で人気を博すコンパクトSUV「Eペース」。拡大
SUVタイプのEV「Iペース」。システム出力400PSを誇る高性能モデルだ。
SUVタイプのEV「Iペース」。システム出力400PSを誇る高性能モデルだ。拡大
「XF」の改良型は2020年10月に本国で発表された。日本導入が待ち遠しい。
「XF」の改良型は2020年10月に本国で発表された。日本導入が待ち遠しい。拡大
2020年9月に発表された「Fペース」の改良モデル。従来モデルからどのような進化を遂げているのか、非常に楽しみである。
2020年9月に発表された「Fペース」の改良モデル。従来モデルからどのような進化を遂げているのか、非常に楽しみである。拡大

2020年から続くラインナップの商品力強化に期待

――2020年はジャガー、およびジャガーの日本市場にとってどのような一年となりましたか?

ジャガーは各ラインナップが大幅改良のタイミングにさしかかっており、2020年にはピュアスポーツカーの「Fタイプ」とスポーツサルーン「XE」が大きく進化し、商品力強化を果たしました。

販売については、コロナ禍の影響により英国からの商品供給が一時的に止まったこともあり、厳しい状況となりましたが、その反面、品薄感からかユーズドカーの人気が高まり、好調な売れ行きをみせるという現象が起きた年でもありました。

――現在、お客さまから人気を集めているモデルはどれですか? オススメのモデルは?

お求めやすい価格帯や、ちょうどよいサイズ感、そしてジャガーらしいスポーティーなデザインが支持を集め、コンパクトSUV「Eペース」が人気です。「Fペース」も安定した需要があり、まさにSUV全盛期といえます。

また、ジャガー初の電気自動車(EV)である「Iペース」は、ジャガーらしさを維持しながら、これまでの常識を覆す加速感と静かで快適な乗り心地を実現しており、ショールームなどで試乗された方は皆驚きの反応をされます。ぜひ一度、ジャガーのEVを体感いただければ幸いです。

――アナウンスできる範囲で、2021年の新型車の導入スケジュールを教えてください。

ジャガーは2020年から各ラインナップの商品力強化に注力しており、今年はダイナミックかつラグジュアリーなサルーンの「XF」と、そのステーションワゴンである「XFスポーツブレーク」、SUVのFペース、Eペースが大幅改良される予定です。エクステリアはより精悍(せいかん)に、インテリアはより洗練された快適性の高いものとなり、最新のコネクティビティーを完備し、さらに先進運転支援システム(ADAS)やイオン化空気清浄機能なども標準装備となります。ぜひご期待ください。

――ファンとユーザー、webCG読者にヒトコトどうぞ!

ジャガーは、動物のジャガーのように美しく速いクルマです。乗られるすべての方の人生をよりよくし、特別なものにしてくれるパワーを持ったクルマであると信じております。ぜひ、お近くのディーラーでご試乗し、ジャガーのパフォーマンスと世界観を体感してください。

(まとめと編集=webCG堀田)

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