No Garage, No Life! | テクニカル東新
広がるガレージの可能性 片側2柱式リフト「ホームパーク24」 2021.07.05 Gear Up! 2021 Summer 限られたスペースで複数台の愛車を維持したいという人にすすめたいのがガレージリフト。テクニカル東新のホームパーク24は設置や入出庫が容易な片側2柱式を採用する。1台分のスペースに2台が駐車でき、2台分の車庫証明取得も可能なガレージリフト。テクニカル東新のホームパーク24は、国内メーカー製では唯一となる片側2柱式である。
ホームパーク24のメリットは、まず2柱式ゆえに限られたスペースでも設置できること。車幅プラス600mmのスペースから設置可能で、5ナンバー車なら間口が2300mmあれば設置できる。しかも据え置き型なら基礎工事不要で、設置面が平坦でなくても奥行き勾配1%未満までなら問題なく、電源は家庭用の単相100V、単相200Vいずれにも対応する。
2つ目のメリットは、これまた2柱式ゆえに入出庫が容易なこと。4柱式では不可能な縦列駐車が必須の駐車場でも問題ない。
3つ目のメリットは、安全安心の設計思想。操作は簡単なボタン式で、関係者以外の操作を防止するキーロック付き。パレットの車止めに当たるまで入庫すれば、駐車ブレーキをかけ忘れても車体のズレや落下を防ぐ設計となっている。パレットの下降に際しては、特に安全性を重視。地上から450mmまで自動下降して停止し、そこからは安全確認しながらの手動下降となる二重作動式を採用。万が一上昇後に駆動チェーンの破断が起きても、安全装置が作動してパレットの落下を停止する。また地震に対しては、基礎が破損しても装置自体に影響は及ばず、過去の実績では震度7でも落下事故や倒壊の例はない。
そのほか作動音は一般的なガソリン車のアイドリング音以下の静音設計で、耐用年数は30年という長寿命設計。さらに豊富なオプションをそろえており、オーダーメイドも可能。となれば、オーナーの理想のガレージづくりの心強い味方となること請け合いである。
(文=沼田 亨/写真=加藤純也)
問い合わせ:テクニカル東新 0120-46-8924

沼田 亨
1958年、東京生まれ。大学卒業後勤め人になるも10年ほどで辞め、食いっぱぐれていたときに知人の紹介で自動車専門誌に寄稿するようになり、以後ライターを名乗って業界の片隅に寄生。ただし新車関係の仕事はほとんどなく、もっぱら旧車イベントのリポートなどを担当。