三菱が「アウトランダー」のPHEVをフルモデルチェンジ 2021年12月16日に発売

2021.10.28 自動車ニュース
新型三菱アウトランダー
新型三菱アウトランダー拡大

三菱自動車は2021年10月28日、ミドルクラスSUV「アウトランダー」のプラグインハイブリッド車(PHEV)をフルモデルチェンジし、同年12月16日に発売すると発表。先行受注を開始した。

 
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WLTCモードで87kmのEV走行距離を実現

三菱アウトランダーは2001年に登場したクロスオーバーSUV(初代モデルは日本では「エアトレック」と呼ばれた)であり、近年では三菱のグローバル販売台数の約2割を占める、基幹車種のひとつとなっている。2013年には、先代モデルにあたる3代目をベースとしたPHEVが登場。日本を皮切りに、欧州、豪州、北米、アセアンなどに導入され、累計で約29万台が販売されている(2021年9月時点)。

今回フルモデルチェンジされたのはこのPHEVモデルであり、三菱は「『より力強く』『より遠く』を実現した独自の新世代PHEVシステム」「あらゆる天候や路面状況で安全・安心で快適な走り」「力強く存在感のあるエクステリアと上質で先進的なインテリア」の3つを軸に、従来モデルより大幅な進化を遂げたと説明している。

設計は従来モデルから刷新されており、車両骨格には高次元の安全性と操縦安定性を追求したという新開発のプラットフォームを採用。ボディーサイズも全長×全幅×全高=4710(+15)×1860(+60)×1745(+35)mm、ホイールベース=2705(+35)mmと(カッコ内は従来モデルとの違い)、従来モデルよりひとまわり大柄となった。

一方、搭載されるパワートレインは従来型のツインモーター4WDをベースに大幅な改良を加えたもので、フロント/リアモーターおよび駆動用バッテリーの出力を約40%高めることで、滑らかで力強い走行を実現。またアクセルを深く踏み込んだ際にもエンジンの補助を必要とせず、モーターだけでの走行を持続できるようになった。バッテリーの総電力量も13.8kWhから20kWhへと増大しており、WLTCモードで87kmというEV走行換算距離(等価 EVレンジ)を実現。ガソリンタンク容量の増大とも相まって、総合航続可能距離は大幅に拡大している。

より快適かつ意のままに操れる走りを追求

4WDシステムにも改良を加えており、車両運動統合制御システム「S-AWC」については、前輪側に加えて新たに後輪側にもブレーキAYC(アクティブ・ヨー・コントロール)機能を追加。より緻密な姿勢制御により、ドライバーの思い通りのハンドリングと高い操縦安定性を実現したという。

また、路面状況や運転スタイルなどに応じてパワートレインなどの制御を切り替えるドライブモードセレクターには7種類の走行モードを用意。「NORMAL」「ECO」「POWER」に加え、オンロードでの旋回性やアクセルレスポンスを高める「TARMAC」や、オフロード向けの「GRAVEL」「SNOW」「MUD」が設定されており、あらゆる天候や路面状況において、安全・安心で快適な走りを可能にするとしている。

このほかにも、フロントのボディー剛性とねじり剛性を大幅に高めた新しいボディーも、操縦安定性の向上に寄与。回生ブレーキの利きを高め、アクセルペダルだけの操作で広範なシーンにおける加減速を可能にする「イノベーティブペダルオペレーションモード」の採用も、新型のトピックとして挙げられる。

3列7人乗り仕様の設定もトピック

内外装の意匠も、新たなデザインコンセプト「BOLD STRIDE」に沿ったものに全面刷新。エクステリアは「エクリプス クロス」や「デリカD:5」と共通性を持たせたフロントマスクや、タイヤの存在を強調する前後フェンダーまわりの意匠、飛行機の垂直尾翼をモチーフとしたというDピラーやフローティングルーフなどが特徴で、上位2グレードには20インチの大径アルミホイールを採用している。

一方、インテリアは大幅に向上した各部の質感と、充実した装備、3列7人乗り仕様の設定がトピックとなっている。

インストゥルメントパネルは車両の姿勢が分かりやすい水平基調の意匠で、メーターパネルには多数の表示機能を備えた12.3インチのフル液晶ドライバーディスプレイを採用。最上級グレードには10.8インチのウインドシールド投写型ヘッドアップディスプレイも装備している。また、ダッシュボードやドアトリムにはステッチを施したソフトパッドを広範囲に採用。空調やドライブモードセレクターにはダイヤモンドカットの装飾を加えるなど、細部にわたり質感の向上を図っている。

ボディーサイズの拡大に伴い居住性も向上しており、1列目・2列目シート間には903mm(従来比+28mm)のタンデムディスタンスを確保。既述の通り、上位2グレードにはアウトランダーのPHEVモデルとして初めて、3列7人乗り仕様が設定された。荷室容量は7人乗車時で258~284リッター、3列目シートをたたんだ状態で634~646リッター、2、3列目シートをたたんだ状態で1373~1390リッター。3列目シートには、たたむとフラットな荷室床面が得られるよう工夫がなされている。

価格は462万1100円から532万0700円

予防安全・運転支援システム(ADAS)も進化しており、レーダークルーズコントロールとレーンキープアシストを組み合わせた同一車線運転支援機能「MI-PILOT」には、車線中央の走行を支援する操舵アシスト機能を採用。地図情報をもとに高速道路のカーブや分岐などで車速を自動調整する、ナビリンク機能も搭載している。

また新機能として、標識認識システムや踏み間違い衝突防止アシスト(前進・後退時)、ブレーキの自動制御を用いた車線逸脱予防システムや後側方衝突防止支援システムなども採用された。

ラインナップは、下から「M」「G」「P」の3グレード。グレードによる違いは快適装備や内外装の仕様が主となっており、上位2グレードには20インチホイールやシーケンシャルタイプのフロントターンランプ、スマートフォンの非接触充電機構などを採用。最上級グレードのPには、既述のHUDやセミアニリンレザーのシートを標準装備している。

価格は以下の通り。

  • M(5人乗り):462万1100円
  • G(5人乗り):490万4900円
  • G(7人乗り):499万6200円
  • P(7人乗り):532万0700円

(webCG)

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