ボルボが「60シリーズ」「90シリーズ」のPHEVを一部改良 パワートレインの性能を向上

2022.01.13 自動車ニュース webCG 編集部
ボルボS60リチャージプラグインハイブリッドT6 AWDインスクリプション
ボルボS60リチャージプラグインハイブリッドT6 AWDインスクリプション拡大

ボルボ・カー・ジャパンは2022年1月13日、「60シリーズ」「90シリーズ」のプラグインハイブリッド車に一部改良を実施し、同日、販売を開始した。

V60リチャージプラグインハイブリッドT6 AWDインスクリプション
V60リチャージプラグインハイブリッドT6 AWDインスクリプション拡大
XC60リチャージプラグインハイブリッドT6 AWDインスクリプション
XC60リチャージプラグインハイブリッドT6 AWDインスクリプション拡大
V90リチャージプラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション
V90リチャージプラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション拡大
XC90リチャージプラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション
XC90リチャージプラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション拡大
 
ボルボが「60シリーズ」「90シリーズ」のPHEVを一部改良 パワートレインの性能を向上の画像拡大
 
ボルボが「60シリーズ」「90シリーズ」のPHEVを一部改良 パワートレインの性能を向上の画像拡大
 
ボルボが「60シリーズ」「90シリーズ」のPHEVを一部改良 パワートレインの性能を向上の画像拡大

今回、改良を実施したのは「S60」V60」「XC60」「V90」「XC90」のプラグインハイブリッドモデルで、駆動用リチウムイオンバッテリーの容量を従来モデルより約60%大きい18.8kWhに増大。これまでのほぼ2倍にあたる、最大で約70~90km(欧州仕様参考値)というEV航続距離を実現したという。

また2リッター直4エンジンについては、スーパーチャージャーを外して過給機をターボチャージャーのみに変更。ジェネレーターと駆動用モーターの両方の機能を備えた「CISG」(Crank Integrated Starter Generator)の出力を71PS(52kW)に高めたほか、後輪駆動用モーターの出力を従来モデルより約65%高い146PS(107kW)とすることで、動力性能の向上と回生ブレーキの高効率化を図っている。システム最高出力は、「T6」が350PS、高出力版の「T8」が462PSとされている。

パワートレインの設定も見直しており、XC60のプラグインハイブリッドモデルのそれを「T8」から「T6」に変更した。

価格は以下の通り。

【S60】

  • S60リチャージプラグインハイブリッドT6 AWDインスクリプション エクスプレッション:694万円
  • S60リチャージプラグインハイブリッドT6 AWDインスクリプション:809万円

【V60】

  • V60リチャージプラグインハイブリッドT6 AWDインスクリプション エクスプレッション:694万円
  • V60リチャージプラグインハイブリッドT6 AWDインスクリプション:809万円

【XC60】

  • XC60リチャージプラグインハイブリッドT6 AWDインスクリプション エクスプレッション:799万円
  • XC60リチャージプラグインハイブリッドT6 AWDインスクリプション:914万円

【V90】

  • V90リチャージプラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション:1034万円

【XC90】

  • XC90リチャージプラグインハイブリッドT8 AWDインスクリプション:1149万円

(webCG)

関連キーワード:
XC60, V60, S60, XC90, V90, ボルボ, 自動車ニュース