新型「BMW 2シリーズ クーペ」発売 FRの駆動方式を継承

2022.03.01 自動車ニュース webCG 編集部
BMW 2シリーズ クーペ(※写真はすべて欧州仕様車)
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BMWジャパンは2022年3月1日、コンパクトクーペ「BMW 2シリーズ クーペ」の新型を発売した。

キャビンを後方に寄せた、FR車らしいプロポーション。
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インテリアのイメージ。各所の技術的なポイントが記されている。
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特徴的なデザインのヘッドランプ。
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ボンネットやエンジンキャリアなどにアルミ材が採用されている。
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BMWの2シリーズ クーペは、1966年に登場した「02シリーズ」の系譜を受け継ぐコンパクトモデル。新型のボディーサイズは全長×全幅×全高=4545×1825×1405mmで、ホイールベースは2740mm(「220iクーペ」の場合)。筋肉質なアスリートをほうふつとさせるスタイリングや、シャープなフロントおよびリアデザインが採用されている。

「220i」と名づけられたベーシックモデルのパワーユニットは、最高出力184PS、最大トルク300N・mを発生する2リッター直4ターボエンジン。8段ATを介してリアを駆動する。燃費はWLTCモードで13.3km/リッター。「2シリーズ グランクーペ」や「2シリーズ アクティブツアラー」といったほかの2シリーズとは異なり、駆動方式がFRである点も特徴として挙げられる。

また、ボンネットやエンジンキャリア、エンジンキャリア接続部にアルミ材を用いるなどして軽量化を図り、クーペモデルらしいダイナミックな走りを追求。さらに、サスペンション取り付け部やアンダーフレームを強化するとともに高剛性ボディーを採用することで、ロール剛性の強化と、キレのあるスポーティーなハンドリングを実現。衝突時の安全性能も向上させたとうたわれる。なお車重は1530kgで、前後の重量配分は同社が理想とするほぼ50:50におさめられている。

インフォテインメントシステムやコネクテッド機能については、音声を使った対話型の操作デバイスが備わるほか、Amazonが提供するクラウドベースの音声サービス「Amazon Alexa」にも対応。車両のキーを持っていなくても、スマートフォンをドアハンドルにかざすことで車両の解錠・施錠ができるほか、エンジンの始動も可能となっている。

価格は以下のとおり。このほか、高性能版の直6エンジン搭載モデルもラインナップされる。

  • 220iクーペ:508万円
  • 220iクーペ Mスポーツ:550万円

(webCG)

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