「GRカローラ」がデビュー 最高出力304PSの1.6リッター直3ターボエンジンを搭載

2022.04.01 自動車ニュース
トヨタGRカローラ(北米仕様、プロトタイプ)
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TOYOTA GAZOO Racingは2022年4月1日、米国カリフォルニア州ロングビーチにて、新型車「GRカローラ」を世界初披露した。日本では2022年後半の発売が予定されている。

 
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トヨタがWRC初優勝を飾った「TE25カローラ」や、その後1000湖ラリーを制した「カローラ レビン」など、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」の礎を築き、その走りが多くのユーザーに愛されてきたとされるカローラ。今回は「お客さまを虜(とりこ)にするカローラを取り戻したい!」というモリゾウこと豊田章男社長の強い思いで、GRカローラの開発が始まったという。

レースに勝つために鍛えたクルマを市販化するという「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を実践。豊田社長自らがドライバーとして携わる「水素エンジンカローラによるスーパー耐久シリーズ参戦」を通じ、極限の環境下で新技術である水素エンジンを鍛えるとともに、総合的な車両の鍛え直しも実施。さまざまなシーンで走りを楽しめるよう、サーキットや負荷の高いダート、雪道などにおいてマスタードライバーのモリゾウやレーシングドライバーの石浦宏明選手、全日本ラリーチャンピオンである勝田範彦選手、社内の評価ドライバーなどのさまざまな視線を持つ人々によって壊れるまで走り込むとともに徹底的に鍛え上げたという。

パワーユニットは「GRヤリス」にも搭載された1.6リッター直3インタークーラー付きターボエンジンの「G16E-GTS」。バルブ付きの3本出しマフラーによって排圧低減と消音性能を両立し、最高出力を304PS/6500rpmにまで高めている(GRヤリスは272PS/6500rpm)。変速機は6段MTで、駆動方式はGRヤリス譲りの電子式多板クラッチによる前後駆動力可変式のスポーツ4WD「GR-FOUR」。駆動力配分を制御する4WDモードと、アクセルの応答性やステアリングなどを制御するドライブモードを分けたことでドライバーの好みや走行環境に応じた選択が可能になっている。さらにブッシュのピロボール化やスプリング、アブソーバー、アライメントの最適化も実施。ブレーキはフロントに4ピストン、リアに2ピストンの対向キャリパーを採用している。

ドライバーの操作に対して俊敏に反応する走りを目指してボディー剛性も強化。元町工場のGRファクトリーで生産することで実現する高剛性の基本骨格に加え、リアのホイールハウス間や床下トンネル、タンク前の床下にブレースを追加して操縦安定性を高めている。さらにGRヤリスと同じ形状自由度の高いSMC工法で成形したCFRP製のルーフパネルも採用している。

5ドアハッチバック「カローラ スポーツ」のボディーを基本骨格に採用し、フロントを60mm、リアを85mmワイドトレッド化。ボディーの全幅はフロント・リアともに片側あたり約30mm拡大し、1850mmとなっている。さらに冷却性能と空力性能を追求し、フロントバンパーにはエアインテークを、フロントフェンダーとフードバルジにはエアアウトレットを設けている。

インテリアにはショートストロークのシフトレバーを採用し、ステアリングから自然に腕を下した位置に配置することで素早い操作を可能に。ドリフト走行などでの車両コントロールを視野に、パーキングブレーキは手引き式としている。メーターパネルにはGR車専用に開発したフルTFT式を新規採用。スポーツ走行時の視認性を高めているという。

GRカローラの主な諸元(開発目標値)は以下の通り。

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4410×1850×1480(アンテナを含む。ルーフ高は1455)mm
ホイールベース:2640mm
トレッド:(前)1590mm/(後)1620mm
車重:1475kg
駆動方式:4WD
エンジン:1.6リッター直3 DOHC 12バルブ ターボ
トランスミッション:6段MT
最高出力:304PS(224kW)/6500rpm
最大トルク:370N・m(37.7kgf・m)/3000-5550rpm
サスペンション:(前)マクファーソンストラット式/(後)ダブルウイッシュボーン式
タイヤ:(前)235/40R18/(後)235/40R18(ミシュラン・パイロットスポーツ4)

(webCG)

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