No Garage, No Life! | テクニカル東新
片側2柱式リフト「ホームパーク24」で理想のガレージづくり 2022.07.11 Gear Up! 2022 Summer 限られたスペースでの複数台所有。この悩みを解決してくれるのが「ホームパーク24」の片側2柱式リフトだ。スペースを最大限に生かしながら理想のガレージをつくりたい自動車趣味人におすすめのシステムである。クルマ好きならば、誰もが一度は考えたことがあるだろう複数台所有。だが日本の住環境、とりわけ都市部においては実現はたやすいことではない。思い悩む趣味人にとって、問題解決のための心強い選択肢となるのが、1台分のスペースに2台が駐車でき、2台分の車庫証明取得も可能という家庭用2段式立体駐車装置である。
とはいうものの、一般的な4柱式の2段式駐車装置では住宅への設置および使用が困難なケースがある。そうした問題を解決してくれる革新的な製品が、テクニカル東新が展開する「ホームパーク24」。国産メーカー初にして、唯一となる片支柱式の2段式駐車装置である。
「ホームパーク24」の特長は、2柱式ゆえに限られたスペースでも設置できること。車幅プラス600mmのスペースから設置可能で、5ナンバー車なら間口が2300mmあれば設置できる。しかも据え置き型なら基礎工事が不要で、設置面が未舗装でも、また他社の駐車装置であれば設置ができない勾配がある場合でも、奥行き勾配6%まではオプションにて対応可能だ。電源も家庭用単相100Vから単相200Vに変換すればOKだ。
ふたつ目の特長は、これまた2柱式ゆえに入出庫が容易なこと。4柱式では不可能な縦列駐車が必須のスペースでも設置可能である。そして3つ目の特長は、徹底した安全設計。操作は簡単なボタン式で、関係者以外の操作を防止するキーロック付き。パレットの車止めに当たるまで入庫すれば、駐車ブレーキをかけ忘れても車体のズレや落下を防ぐ。パレットの下降時は特に安全性を重視。地上から450mmまで自動下降して停止し、そこからは安全確認しながら手動で下降させる二重作動式を採用。万が一上昇後に駆動チェーンが破断しても、安全装置が作動してパレットの落下を停止。また地震に対しては、基礎が破損しても装置自体に影響が及ばない設計となっている。
これらの特長に加えて、豊富なオプションによってスペースや愛車に合わせたオーダーメイドが可能。カーライフの可能性を大幅に広げるガレージアイテムとして、設置を検討する価値があるだろう。
(文=沼田 亨)
問い合わせ:テクニカル東新 0120-46-8924

沼田 亨
1958年、東京生まれ。大学卒業後勤め人になるも10年ほどで辞め、食いっぱぐれていたときに知人の紹介で自動車専門誌に寄稿するようになり、以後ライターを名乗って業界の片隅に寄生。ただし新車関係の仕事はほとんどなく、もっぱら旧車イベントのリポートなどを担当。