マツダが「CX-8」を大幅改良 新デザイン採用で質感アップ

2022.11.02 自動車ニュース 鈴木 真人
「マツダCX-8エクスクルーシブモード」。ヘッドランプやバンパーの形状が新しくなったほか、バンパー下部やホイールアーチなどがボディー同色になった。
「マツダCX-8エクスクルーシブモード」。ヘッドランプやバンパーの形状が新しくなったほか、バンパー下部やホイールアーチなどがボディー同色になった。拡大

マツダは2022年11月2日、「マツダCX-8」を大幅商品改良するとともに特別仕様車を追加すると発表した。同年12月下旬に発売を予定している。

リアのバンパーガーニッシュはボディー同色に。大型のマフラーカッターも装備する。
リアのバンパーガーニッシュはボディー同色に。大型のマフラーカッターも装備する。拡大
インテリアはナッパレザー仕立てで、ブラックのほかにピュアホワイトも選べる。インパネ加飾はヘアライン加工入りのシルバーだ。
インテリアはナッパレザー仕立てで、ブラックのほかにピュアホワイトも選べる。インパネ加飾はヘアライン加工入りのシルバーだ。拡大
新グレードの「スポーツアピアランス」。グリルやグリル下部のシグネチャーウイングなどをブラック塗装にすることで全体を引き締まった印象にしている。
新グレードの「スポーツアピアランス」。グリルやグリル下部のシグネチャーウイングなどをブラック塗装にすることで全体を引き締まった印象にしている。拡大
ホイールはブラックメタリック塗装の19インチ。「エクスクルーシブモード」と同様に大径マフラーカッターを装備する。
ホイールはブラックメタリック塗装の19インチ。「エクスクルーシブモード」と同様に大径マフラーカッターを装備する。拡大
インテリアはレッド(写真)またはブラックのスムースレザー。インパネ加飾は「ハニカムシルバー/サテンクロームメッキ」仕立てだ。
インテリアはレッド(写真)またはブラックのスムースレザー。インパネ加飾は「ハニカムシルバー/サテンクロームメッキ」仕立てだ。拡大
家族そろってのレジャーを想定した特別仕様車「グランドジャーニー」はAWDのみの設定。バンパーのセンターはシルバーに、グリルはガンメタリックにペイントされる。
家族そろってのレジャーを想定した特別仕様車「グランドジャーニー」はAWDのみの設定。バンパーのセンターはシルバーに、グリルはガンメタリックにペイントされる。拡大
ブラックメタリックのホイールは切削加工の19インチ。ルーフレールも標準装備する。
ブラックメタリックのホイールは切削加工の19インチ。ルーフレールも標準装備する。拡大
内装はグレージュの合皮とファブリックによる仕立て。ハニカムグレージュとサテンクロームメッキのインパネ加飾を採用する。
内装はグレージュの合皮とファブリックによる仕立て。ハニカムグレージュとサテンクロームメッキのインパネ加飾を採用する。拡大

改良の手はパワートレインやサスペンションにまで

マツダが3列シートSUVのCX-8を発売したのは2017年。トレンドとなっているジャンルにいち早く参入した。これまで3度の商品改良を行っていて、今回は2年ぶりの大幅な変更となる。改良ポイントは、大きく分けて3つ。

1つ目はデザインで、マツダ最新のバージョンに進化した。フロントグリルにはシャープでモダンなブロックメッシュパターンを採用。バンパーから連続する立体的な造形で、力強さと上質さを表現している。また、リアバンパーとコンビネーションランプのコーナーを広げることでワイド感を強調。最新のランプシグネチャーを採用している。ボディーカラーにはマツダ独自の塗装技術「匠塗TAKUMINURI」による「ロジウムホワイトプレミアムメタリック」を追加した。

2つ目はダイナミクス性能。「マツダ3」から導入した「スカイアクティブビークルアーキテクチャー」の考え方を適用するとともに、「CX-60」から始まったラージ商品群の技術を盛り込んだ。2.5リッターガソリンターボモデルはアクセルペダルの操作力を最適化するとともにATの変速タイミングとロックアップの制御を変更。走行モードを切り替える「Mi-Drive(ミードライブ)」には従来の「ノーマル」「スポーツ」に加え「オフロード」を設定した。制御システムをオフロード走行に最適化し、悪路走破性を高めて上り坂でのずり下がり防止をサポートする。

サスペンションはスプリングとダンパーの特性を見直し、快適性とコントロール性の向上を狙った。疲れにくく酔いにくいフラットで穏やかな乗り心地を実現したという。段差を乗り越えた際に乗員の頭部が上下に動かされない効果も期待される。さらに、骨盤を立たせて着座姿勢を安定させるため、前席シートの座面形状とばね定数を変更した。

3つ目はセーフティー性能と快適性。アダプティブLEDヘッドライトの防げんハイビームを12分割から20分割とし、夜間の視認性を高めた。アクセル/ブレーキ/ステアリングの各操作をアシストして疲労を軽減させる「クルージング&トラフィックサポート」の採用は、高速道路や渋滞時の運転疲労軽減に寄与するという。「Apple CarPlay」のワイヤレス化やUSBタイプC端子の採用など、利便性の向上も図った。

新たに追加されたグレードが「スポーツアピアランス」。内外装にブラックを多用し、精悍(せいかん)でスポーティーなイメージを強調する。さらに特別仕様車の「グランドジャーニー」を設定。家族そろってのレジャーを想定したモデルで、駆動方式はAWDのみとなる。ヘアライン仕上げのインパネ加飾を採用するなど、最上級グレード「エクスクルーシブモード」の装備も充実させた。従来の「Lパッケージ」と「プロアクティブ」は廃止される。

新しいCX-8の価格は299万4200円~505万8900円。

(文=鈴木真人/写真=向後一宏)

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