ルノー・ルーテシアE-TECHハイブリッド(後編)
2022.11.20 思考するドライバー 山野哲也の“目” レーシングドライバー山野哲也が「ルノー・ルーテシアE-TECHハイブリッド」に試乗。前編ではパワートレインだけでなくハンドリングについても絶賛した山野。後編では「よく曲がる」理由について、さらに掘り下げて聞き出してみよう。見えないところにもこだわっている
前回に引き続き、ルノー・ルーテシアE-TECHハイブリッドをレーシングドライバーの山野哲也がテストする。1.6リッター直列4気筒とモーターを組み合わせ、それぞれに4段と2段のギアボックスを持たせた、ルノーの最新ハイブリッドシステムを採用したモデルだ。同システムは「アルカナ」「キャプチャー」といったSUV系にも用いられる。
E-TECHの力強さとスムーズさだけでなく、小粋な5ドアのハンドリングにも感銘を受けたニッポンのジムカーナマイスター。微速時にはスローに感じられるステアリングギアなのに、いざ走り始めると、ルノーのコンパクトモデルは、クイックにして「オン・ザ・レール」の走りを見せるのだった。
webCG:ルーテシアの優れたハンドリングは、速いステアリングギアで粉飾(!?)したものではない、と。
山野:違いますね。4本のタイヤをしっかりと使ったメカニカルグリップが確保されている。そのおかげでしょう。
webCG:サスペンション形式は、前がマクファーソンストラット、後ろがトーションビームと、このクラスでは一般的なものです。
山野:よくチューニングされていますね。ルーテシアは、ステアリング操作に対してクルマが忠実に動いてくれる。「時差」や「ヨレ感」をまったく感じさせません。
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