アストンマーティンがデザインしたビスポーク住宅 東京・港区に誕生

2022.11.28 自動車ニュース webCG 編集部
アストンマーティンがデザインを手がけた邸宅「N°001 MINAMI AOYAMA DESIGNED BY ASTON MARTIN」の完成イメージ。
アストンマーティンがデザインを手がけた邸宅「N°001 MINAMI AOYAMA DESIGNED BY ASTON MARTIN」の完成イメージ。拡大

アストンマーティンは2022年11月28日、同ブランドがデザインを手がける高級住宅設計プロジェクトを日本国内で展開すると発表した。

今回のプロジェクトについて説明する、アストンマーティンのカハル・ラフナン氏。「現在は自動車以外のあらゆるデザインにたずさわっている」とのことだが、かつてはシトロエンでカーデザインを担当していた。
今回のプロジェクトについて説明する、アストンマーティンのカハル・ラフナン氏。「現在は自動車以外のあらゆるデザインにたずさわっている」とのことだが、かつてはシトロエンでカーデザインを担当していた。拡大
3Dプリンターで製作された、南青山の“アストン邸宅”の模型。建物は斜面に建設され、低い側では地下1階部分がオープンとなっている。
3Dプリンターで製作された、南青山の“アストン邸宅”の模型。建物は斜面に建設され、低い側では地下1階部分がオープンとなっている。拡大
屋上は、リラックス&リクリエーションの場に。BBQなどでゲストをもてなすことも想定されている。
屋上は、リラックス&リクリエーションの場に。BBQなどでゲストをもてなすことも想定されている。拡大
すべてのフロアに自然光が差し込むのも「N°001 MINAMI AOYAMA DESIGNED BY ASTON MARTIN」のセリングポイント。地下1階部分も写真のように明るい空間となっている。
すべてのフロアに自然光が差し込むのも「N°001 MINAMI AOYAMA DESIGNED BY ASTON MARTIN」のセリングポイント。地下1階部分も写真のように明るい空間となっている。拡大
1階の様子。奥には「オートモーティブギャラリー」と名づけられたガレージが素通しで見える。
1階の様子。奥には「オートモーティブギャラリー」と名づけられたガレージが素通しで見える。拡大
高級ホテルを思わせるバスルーム。サウナ施設も完備されている。
高級ホテルを思わせるバスルーム。サウナ施設も完備されている。拡大
あいさつを述べる、VIBROAの吉田利行 代表取締役CEO。今回のプロジェクトでは、アストンマーティンの洗練されたデザインと日本の優れた技術を融合させることで、“絶対的価値”をゼロから創出したいと意気込む。
あいさつを述べる、VIBROAの吉田利行 代表取締役CEO。今回のプロジェクトでは、アストンマーティンの洗練されたデザインと日本の優れた技術を融合させることで、“絶対的価値”をゼロから創出したいと意気込む。拡大

まるで戸建ての高級ホテル

英国の高級自動車メーカーであるアストンマーティンが住宅のデザインに参画するのは、アメリカ国内の2例(フロリダ州およびニューヨーク州)に続く3件目。

同ブランドではこれまで、クルマだけでなく二輪車や航空機(ヘリコプター)、アパレル製品、ディーラーシップの意匠などについてもデザイン開発に取り組んでおり、不動産の世界においてもアストンマーティンの理念を反映した価値あるものが提供できると自信をみせる。

今回発表された国内初の“アストン邸宅”「N°001 MINAMI AOYAMA DESIGNED BY ASTON MARTIN」のロケーションは、東京・港区の南青山。地上3階、地下1階の計4フロアに加えて屋上施設が備わる。

敷地の面積は1005平方メートル(約304坪)で、工事を担当するのは、日本の不動産会社であるVIBROA(ヴィブロア)。同社の吉田利行 代表取締役CEOが言うには「クルマのあるラグジュアリーなライフスタイルの創造」をテーマにアストンマーティンと意気投合したとのことで、建物をつくるだけでなく、駐車スペースの管理やワインセラー設置に伴うワインソムリエの管理といった多面的なサービスも提供する見通しだ。なお、着工は2023年1月の予定で、同年11月の完成が見込まれている。

アストンマーティンのカハル・ラフナン氏によれば、この「日常生活において特別な体験ができる唯一無二のビスポーク住宅」のデザイン上のポイントは、日差しの移り変わりに合わせて表情を変える「正面の壁面に縦に並ぶメタルブレード」。「(住宅のデザインは)クルマに比べればダイナミックではないかもしれないが、それでも“変化”を演出したかった」と語る。

そのほか、「アストンマーティンがこだわり抜いた上質な内外装のしつらえ」や「まるで開いた状態の本のように見える建物側面のデザイン」「プライバシーを確保しつつ室内から良好な視界・眺望が得られること」「来客用の1台を含めた計3台分のガレージが用意されている点」などが特筆すべき美点として紹介された。

このうち「オートモーティブギャラリー」と呼ばれるガレージは、1階のリビングから素通しになっており、駐車車両が「額縁におさまる絵画」のように見られるのが特徴。ゲストをもてなすラウンジ的なスペースが用意されるほか、2~3階には暖炉やサウナ、計3つの浴室が設けられるなど、高級ホテル然としたぜいたくなしつらえとなっている。

関係者によれば、N°001 MINAMI AOYAMA DESIGNED BY ASTON MARTINの土地・建物を含めた価格は30億円以上で、すでにオーナーは決まっている。国内におけるアストンマーティンデザイン住宅としては、これを単発のプロジェクトとして終わらせることなく、現在下見にあたっている京都周辺を含むさまざまな場所で展開していく予定という。

(webCG)

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