三菱が「デリカミニ」の受注状況を発表 発売までにオーダー倍増を期待
2023.04.06 自動車ニュース![]() |
三菱自動車は2023年4月6日、新型軽乗用車「デリカミニ」の受注状況を発表した。
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デリカミニは、SUVテイストを感じさせる外装や優れたユーティリティーが特徴とされる軽スーパーハイトワゴン。以下のラインナップで、2023年5月25日に発売される予定だ(関連ニュース)。
- G:180万4000円/201万5200円(4WD車)
- Gプレミアム:198万5500円(FF車)/214万9400円(4WD車)
- T:188万1000円(FF車)/209万2200円(4WD車)
- Tプレミアム:207万4600円(FF車)/223万8500円(4WD車)
同社によれば、予約受注の開始(2023年1月13日)から同年4月5日までの受注台数は9000台。月間目標販売台数である2500台の3.6倍となっている。
受注状況としては、以下のとおり、ターボエンジン搭載の上級グレード「Tプレミアム」が65%でトップ。同21%の自然吸気モデル「Gプレミアム」と合わせて86%と、装備充実のグレードが支持される傾向にあるという。
- Tプレミアム:65%
- Gプレミアム:21%
- G:8%
- T:6%
駆動方式の違いについては、4WD車が過半数の約60%を、FF車が約40%を占めており、全12種類ラインナップされるボディーカラーでは「アッシュグリーンメタリック/ブラックマイカ」(22%)がトップで、「アッシュグリーンメタリック」(16%)、「ホワイトパール」(13%)と続く。
この受注状況について三菱自動車の中村達夫 代表執行役副社長は、「(現時点で9000台のオーダーとなっているが)発売までの1カ月半ほどでさらに9000台を上乗せし、1万8000台の事前受注になることを期待している」などとコメント。現在の自動車業界は半導体の供給不足などにより車両生産が遅れているが、「(遅れが生じないよう努力するのはもちろん)お客さまとは、具体的にいつ届けられるのかという納期に関するコミュニケーションを密に行うことが非常に大事」と見解を述べた。
製品としてのデリカミニに対しては、「三菱らしい、乗ってワクワクできる、私たちの生活を豊かにしてくれるギアに仕上がっている」と評価。今後は全国のディーラーに試乗車を配備し、多くの人が実車に触れられるようにするという。
(webCG)