ランボルギーニが創立60周年記念モデルを「ウラカン」に設定 ミラノで世界初公開
2023.04.21 自動車ニュース![]() |
伊ランボルギーニが、自社の創立60周年を記念した「ウラカン」の特別仕様車を、2023年4月21日にミラノデザインウイークの展示スペース「セゲリア」で初披露する。
各モデルを60台限定で販売
ランボルギーニ・ウラカンは、5.2リッターV10エンジンを搭載したミドシップの高性能スポーツモデルである。今回の特別仕様車は、「ウラカンSTO」「ウラカン テクニカ」「ウラカンEVOスパイダー」の3モデルに設定。販売台数はおのおの60台の限定となっており、各車両には貴重な限定モデルのうちの1台であることを示す「1 of 60」のカーボンファイバー製プレートと、「60th」のロゴが施される。
仕様はモデルごとに2種類用意しており、ハイパフォーマンスモデルのウラカンSTOには、アスリートのスポーツウエアやチームカラーを連想させるカラーリングを採用。そのひとつはブルー系で、同じくブルーのカーボンファイバーも加えられるという。インテリアは、ブラックとグレーのアルカンターラに、ブルーのコントラストステッチの組み合わせだ。もうひとつの仕様では、ボディーをブラックとグレーでカラーリングするとともに、むき出しのカーボンファイバーを採用。インテリアはブラックとグレーのアルカンターラに、レッドのレザーディテールとコントラストステッチを組み合わせている。どちらのバージョンでも、シートには60thのロゴが刺しゅうされ、またマットブラック仕上げの20インチ鍛造アルミホイール「Hek」が装着される。
これに対し、後輪駆動モデルのウラカン テクニカでは、モータースポーツのイメージとイタリアのトリコローレ旗の色を組み合わせたデザインを採用している。2つの仕様のうちのひとつでは、グレーのボディーにブラックとレッドのアクセントを用いており、アルカンターラを多用したインテリアも同様の組み合わせとなっている。もうひとつの仕様ではホワイトのボディーにグリーンのラインを採用。インテリアでも、ブラックのアルカンターラに同様の色が組み合わされている。
また、オープントップモデルのウラカンEVOスパイダーでは、ブルーのボディーにホワイトのアクセントを組み合わせた仕様と、グリーンのボディーに同じくホワイトのアクセントを加えた仕様を用意。インテリアはいずれもブラックのアルカンターラで構成されており、前者ではブルーの刺しゅうとホワイトのパイピングが、後者ではレッドとホワイトの配色が組み合わされている。
足まわりにはウラカン テクニカ、ウラカンEVOスパイダーともに、20インチアルミホイール「Damiso」が装着される。
現在、ランボルギーニは自社の60周年記念イベントをグローバルに展開。2023年1月には「ランボルギーニ・ミュージアム」の改装オープンに合わせて企画展「The Future Began in 1963」を行い、次いで日本でも、鈴鹿サーキットで「Lamborghini Day Japan 60th Anniversary」を実施している。ミラノでの60周年記念車の発表はそれに続くもので、今後も4月29日に英国で「Lamborghini Day UK 60th Anniversary」を開催。5月24日から5月28日にかけては、イタリアで「60th Anniversary Giro」ツアーも行われる予定だ。
(webCG)
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