No Garage, No Life! | 3D Beta
イタリア発、ガレージデザインの新たな選択肢 2023.07.10 Gear Up! 2023 Summer オレンジ色のツールボックスやキャビネット、そしてモータースポーツへのスポンサードで、クルマ好きにはなじみ深い工具ブランドであるイタリアのBeta。そのグループ会社である3D Betaによる、ガレージウエアのビスポークという新たな提案。フルオーダーのイタリアンメイド
1923年に創立され、今年でちょうど100周年を迎えるBeta。その歴史に培われた技術と伝統を背景に2017年に設立された3D Betaは、イタリアはモンツァ・サーキット近郊のビアッソーノに本拠を置く、オーダーメイドによるワークショップアーキテクチャーのスペシャリストである。
と言われても、なんのことだかよく分からないかもしれない。平たく言えば……例えば高級スポーツカーディーラーのワークショップや、F1やMotoGPなどのトップチームのガレージを思い浮かべていただきたい。クリーンかつ機能的ながらスタイリッシュで、単なる作業場ではなく見せる要素をも持ち合わせた空間。そうしたスペースに向けたツールキャビネットやワーキングデスクなどをはじめとするガレージウエアのデザイン、製造から設置までをワンオフのオーダーメイドで、しかもデザインと製造をすべてイタリアで行っているのが3D Betaというわけなのだ。
ランボルギーニやドゥカティといった四輪・二輪のプレミアムメーカーのオフィシャルパートナーとして納入実績があり、MotoGPのピットガレージにも数多く使われているという3D Beta。その美しく機能的な唯一無二の空間を、日本でも構築することが可能なのである。同社と輸入販売代理店およびブランドアンバサダー契約を結んでいるセットインターナショナル株式会社は、2021年から3D Beta Japanとして本格的な事業を開始。すでにディーラーやレーシングガレージなどにガレージウエアを納入しているが、望めば個人宅やガレージでもオーダーすることができるのだ。
プランは無限大
ガレージウエアの基本となるツールキャビネットやウォールユニットなどは3D Betaに規格品としてラインナップされている。オーダーによりそれらを組み合わせ、アレンジを加えて好みのカラーリングを施すのだが、カラーコーディネーションは3D Betaのセリングポイントのひとつ。どんな要望にも応えられる。
例えばガレージに収める愛車のボディーカラーに合わせる場合、カラーはRALカラー(世界中で使われているドイツ規格のカラーチャート)から選択することも、特定の色見本で指定することも可能。仕上がりのイメージは、プランニングの段階で3Dレンダリングにより確認することができ、変更することもたやすい。
プランが決定したガレージウエアは、すべてイタリアの自社工場で製造される。塗装はパウダーコートで、フィニッシュも標準の光沢仕上げからマット仕上げ、エンボス加工、ハンマー仕上げ、ブラッシュ加工など豊富に用意されており、カスタマイズの自由度は高い。
一般的に個人宅では、ガレージにリビングの要素を加えたり、ガレージとリビングがシームレスに融合したりしているケースも少なくない。機能性や快適性のみならず、視覚的な魅力も求められるこうしたシチュエーションにおいても、3D Betaは持てるポテンシャルを存分に発揮する。
リビングにも適したテーブルやスツールなどのパーツも用意されており、それらは前述したようにカラーはもちろん素材やフィニッシュも選べる。例えば落ち着いたウッディ調だろうと、クールなハイテック調だろうと、好みのテイストで空間全体を仕立てることが可能なのである。
イタリアンデザインにしてイタリアンメイドのガレージウエアを中心に、オーナーが望む唯一無二の空間をビスポークする3D Beta。自分だけのスペシャルなガレージを構想する向きには、一考する価値が十分にあるだろう。
(文=沼田 亨)
問い合わせ:3D Beta Japan 03-6820-0585

沼田 亨
1958年、東京生まれ。大学卒業後勤め人になるも10年ほどで辞め、食いっぱぐれていたときに知人の紹介で自動車専門誌に寄稿するようになり、以後ライターを名乗って業界の片隅に寄生。ただし新車関係の仕事はほとんどなく、もっぱら旧車イベントのリポートなどを担当。
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