「レクサスNX」の一部改良モデル発売 アウトドアテイストの新グレード“オーバートレイル”が登場
2024.02.29 自動車ニュース![]() |
トヨタ自動車は2024年2月29日、レクサスブランドのSUV「NX」に一部改良を施すとともに、新グレード“OVERTRAIL(オーバートレイル)”を追加設定し、同日、販売を開始した。
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今回の改良ではリアボディーの変形を抑えるブレースなどを追加し、ボディー剛性のさらなる強化や足まわりのチューニングを実施。さらに走行制御の改良や走り始めの前後トルク配分を見直し、ドライビングフィールと静粛性に磨きをかけたという。
主な変更点は以下のとおり。
- インストゥルメントパネルのセンターボックス内に充電用USB Type-Cを2個追加。
- リアアウトサイドハンドルへの照明追加。
- 盗難・不正売買防止策として、フロントガラス下の助手席側にVINナンバー追加
- Advanced Park<リモート機能なし>+パーキングサポートブレーキ<周囲静止物>を追加(NX350“Fスポーツ”)。
- 9.8インチディスプレイオーディオから14インチディスプレイオーディオPlusに変更(NX350h、NX250)。
- LEDヘッドランプ+オートマチックハイビームから三眼フルLEDヘッドランプ+アダプティブハイビームシステムに変更(NX350h“Fスポーツ”、NX350“Fスポーツ”)。
- フェンダーアーチモール<カラード>をディーラーオプションから標準設定に変更(NX450h+“バージョンL”、NX350h“バージョンL”、NX250“バージョンL”)。
- おくだけ充電Qiの機能向上<充電検知範囲拡大および対応機種増>。
- パノラマルーフをオプション設定(NX450h+)等
新仕様の“オーバートレイル”は、「NX250」を除くグレードにラインナップ。アウトドアライフスタイルのイメージを表現した内外装と、専用チューニングされたサスペンションの採用が特徴である。
エクステリアについては、フロントグリルやウィンドウフレーム、ドアハンドル、アウターミラー、ルーフレールをブラックのアイテムでコーディネートし、引き締まった印象を演出。オフロードに適した18インチオールテレインタイヤと、標準仕様車より15mm高い地上高により、悪路走破性が高められた。外板色は新色のムーンデザートを含む全7色が設定され、インテリアでは“オーバートレイル”専用のカラーコーディネート「モノリス」の設定がトピックとなる。
改良された走行プログラム「トレイル」モードと“オーバートレイル”専用の可変ダンパー「AVS」の連動により、オフロード走行時の安定性や快適性が高められている。
ラインナップと価格は以下のとおり。
- NX250:485万円(FF車)/512万円(4WD車)
- NX250“バージョンL”:568万6000円(FF車)/595万6000円(4WD車)
- NX350“Fスポーツ”:630万6000円(4WD車)
- NX350“オーバートレイル”:650万6000円(4WD車)
- NX350h:550万円(FF車)/577万円(4WD車)
- NX350h“バージョンL”:637万6000円(FF車)/664万6000円(4WD車)
- NX350h“Fスポーツ”:640万6000円(FF車)/667万6000円(4WD車)
- NX350h“オーバートレイル”:687万6000円(4WD車)
- NX450h+“バージョンL”:749万5000円(4WD車)
- NX450h+“Fスポーツ”:758万5000円(4WD車)
- NX450h+“オーバートレイル”:772万5000円(4WD車)
(webCG)