マツダ・ロードスターRS(後編)

2024.04.07 思考するドライバー 山野哲也の“目” 山野 哲也 山野哲也が「マツダ・ロードスター」に試乗。まずはスポーツカーとしての優れた基本設計を確認した山野だが、後編ではいよいよ新型LSDをはじめとした最新モデルならではのポイントをチェック。なにやらポルシェのように感じたとのことなのだが……。
【webCG】クルマを高く手軽に売りたいですか? 車一括査定サービスのおすすめランキングを紹介!

排気量が上がったようだ

前回に続き、大幅改良を受けたマツダ・ロードスターを取り上げる。レーシングドライバーの山野哲也がテストしたのは、最もスポーティーな「RS」(374万5500円)。3ペダル式の6段MTしか用意されない硬派なグレードだ。試乗車は、前後ブレーキキャリパーがレッドに塗装され、17インチのアルミホイールにはRAYSの鍛造タイプがおごられる。オプション金額の合計は33万円。

webCG:改良型ロードスターは「“走り”のパンチが増した」とのことですが。

山野:アクセルペダルを踏むたびにそれを感じます。全域で「グッ」と力強く前に出る。ちょっと大げさな言い方をすると、あたかも排気量が上がったかのよう。もう、踏んだ瞬間に分かります!

webCG:最新のロードスターは、全車ハイオク仕様になってパワーが上がっています。最高出力は4PSアップの136PS/7000rpm。もしかしたら、ピークパワーの数値以上に、エンジン出力制御の変更が効いているのかもしれません。ハンドリングはどうですか?

山野:非の打ち所がない!

webCG:オオッ!!

 
マツダ・ロードスターRS(後編)の画像拡大
 
マツダ・ロードスターRS(後編)の画像拡大
 
マツダ・ロードスターRS(後編)の画像拡大
 
マツダ・ロードスターRS(後編)の画像拡大