【ニューモデル情報】ミュンヘン製コンパクトモデル、新型「BMW 1」シリーズが次のラウンドへ
ライバルを超える高級感 2024.06.20 アウトビルトジャパン 2004年のデビュー以来、累計300万台以上の「BMW 1シリーズ」が販売され、その約80%はヨーロッパ向けにデリバリーされている。※この記事は「AUTO BILD JAPAN Web」より転載したものです。
新型1シリーズは3万3000ユーロ(約561万円)弱から
「E87」「F20」「F40」に続くのは? そのとおり「F70」だ。少なくともBMWの内部コードに関しては……。F70とは新型1シリーズのことで、第3世代の登場からわずか5年で、次のラウンドに入る。
しかし、この新型は完全に刷新されたわけではなく、現行のF40と類似する部分もある。ビジュアル的には、1シリーズは完全に新しい外観を持ち、技術的には大幅な改良が施されている。
新型「BMW 116」の価格は3万2900ユーロ(約560万円)。5万6200ユーロ(約955万円)から購入可能な「M135」になると、さらに高価になる。しかし、「フォルクスワーゲン・ゴルフR」が最後に5万4880ユーロ(約933万円)からの価格で販売され、ベーシックな「ゴルフ」が2万7180ユーロ(約462万円)であることを考えると、新型1シリーズは比較的安価である。
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新たに採用された横長のダブルキドニーグリル
BMWは、新型1シリーズでもブランドの典型的な遺伝子を重要視しており、そのスポーティーな外観は紛れもなくBMWである。「5シリーズ」「X5」「X6」と同様、ヘッドライトの「エンジェルアイ」ライトシグネチャーは廃止された。代わりに、2つの縦長でわずかに矢印型のLEDエレメントが採用された。プレミアムセグメントではヘッドライトにマトリクスLEDテクノロジーが用いられているのは言うまでもない。
従来型で批判された大型のダブルキドニーグリルを持つフロントエンドは、フラットで左右に広いものに変更された。幅広の黒いエアインテークは、ドライビングプレジャーをさらに強調するためのものだ。縦長のサイドエアベントがフロントセクションを完成させている。
サイドビューに目をやると、はっきりとデザインされた面がプロフィールを支配しており、有名な「ホフマイスターキンク」も再解釈されている。正確で外向きのラインは、再設計されたリアエンドに直接流れ込み、幅広く筋肉質な外観を与えている。リフレクターは垂直に配置され、その間にコントラストカラーのディフューザーが挿入されている。残念なことに、M135を除くとテールパイプは見えない。
サイズは、全長が4360mmと42mm延びた。高さは15mm拡大して1450mmになった。しかし、全幅は1800mmで、ホイールベースも先代と変わらない。
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新型1シリーズは最大300PSを発生
エンジンに関しては、2024年10月の市場導入時には4種類のパワートレインが用意される。まず3気筒・170PSの「120」が登場し、次いで300PSの「M135」が登場する。150PSと163PSの2つのディーゼルエンジンが、当面のエンジンポートフォリオを締めくくる。
ガソリンエンジンであることを示す「i」の文字はどこに行ったのだろうと思っていたら、電気自動車との混同を招く恐れがあるため、バイエルンはその文字を削除した。しかし、ディーゼルモデルには「d」が残っている。
上述のモデルに続き、エントリーレベルのガソリンモデル「116」と、全輪駆動の「123 xDrive」がその後に続く。
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カーブドディスプレイを備えた新しい車内空間
ホイールベースが変更されていないため、室内空間に大きな変化はない。全高が15mm高くなったのは、標準で装備される17インチホイールによるもので、ヘッドルームへの影響はない。しかし、だからといって座席が非常に窮屈というわけではない。それどころか、フロントでもリアでも頭まわりとヒザまわりには十分なスペースがある。
横方向へのサポートが強化されたシートに座ってみた。写真の車両にはオプションのスポーツシートが装着されている。BMWが約束する横方向のサポートがすぐに信じられると同時に、快適な居住性も感じる。標準シートの感触はまだ試していない。
1シリーズのインテリアは標準ではレザーを一切使用していないが、オプションでレザーシートを選択することができる。M135を選ぶと、人工皮革とアルカンターラをミックスした、まったく新しく開発されたダッシュボードを注文することもできる。アンビエントライトのトリムパネルも素晴らしいディテールだ。安っぽいプラスチック製ではなく、アルミニウム製である。
プレミアムブランドであるBMWは、高品質な素材だけでなくコネクティビティーも提供しなければならない。そのため、BMWはコンパクトなボディーに10.25インチスクリーンを2つ備えたおなじみのカーブドディスプレイを採用し、そこに最新の「OS 9」オペレーティングソフトウエアを搭載した。
インフォテインメントシステムの基本はAndroid Automotiveで、携帯端末との連携機能であるApple CarPlayやAndroid Autoに対応するほか、Googleマップ、Spotifyなど、多くのアプリがすでに標準で搭載されている。
結論
見たところ、新型BMW 1シリーズは内外装ともに大きく前進しており、競合車よりも高級感がある。そのプレミアム性を証明できるかどうかは、まだわからない。
(Text=Sebastian Friemel/Photos=BMW Group)

AUTO BILD 編集部
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