【Casa e Garage】USMハラーを愛用する、こだわりの住職を訪ねる
スイス生まれのモジュラー家具で、ガレージを自由にデザインする。 2024.07.16 Casa e Garage 2024 SUMMER USMハラーの家具は、オフィスや著名な美術館のアートショップでしばしば目にする。けれども、その高い機能性とモダンなデザインは、ガレージライフも豊かにしてくれる。都営三田線の白金台駅から徒歩で数十秒。都心の一等地であることが信じられないほどに瑞聖寺の境内は静かで、一歩足を踏み入れると、時間が流れるスピードがスローダウンしたかのような錯覚を覚える。
国の重要文化財に指定されている大雄宝殿(本堂)の前で、われわれを朗らかな笑顔で出迎えてくれたのが、住職の古市義伸さんだ。古市さんはかつて「フォルクスワーゲン・ゴルフ」のポカールレースに参戦する友人のお手伝いでサーキットに通っていたほどのクルマ好きで、現在も何台かの愛車との生活を楽しんでいる。瑞聖寺に伺ったのは、USMハラーの収納家具を活用した古市さんのガレージを見せていただくためだ。
サイズも色も形も自由自在
USMハラーの家具の特徴は、モダニズム建築の影響を受けた独創的なモジュラー構造にある。古市さんは、ガレージのリニューアルにあたってデザイナーからUSMハラーの収納家具を紹介されたという。「私もバウハウスやモダニズム建築など、シンプルで機能的なものを好む傾向にあるので、USMの家具の質実剛健なたたずまいを見て、ひと目で気に入りました」。
USMハラーの家具は、形状も色も自由に選ぶことができるが、古市さんは黒を選んだ。モノトーンでコーディネートされたガレージは、シックでスタイリッシュな印象を与える。興味深いのは収集したアート作品を飾るケースにもUSMハラーを使っていることだ。仏ルーブル・ランスのミュージアムショップがUSMハラーの展示ケースを採用していることからも分かるように、ミニマルなデザインがアート作品の造形美を際立たせるのだ。
住職とそのご家族の生活空間である庫裏の設計を隈研吾氏に依頼したほどのこだわりを持つ古市さんは、USMハラーの機能とデザイン性に、「大満足しています」と大きくうなずいた。
(文=サトータケシ/取材協力=インターオフィス)
問い合わせ:USMモジュラーファニチャー
03-6635-9420
オフィシャルサイト

サトータケシ
ライター/エディター。2022年12月時点での愛車は2010年型の「シトロエンC6」。最近、ちょいちょいお金がかかるようになったのが悩みのタネ。いまほしいクルマは「スズキ・ジムニー」と「ルノー・トゥインゴS」。でも2台持ちする甲斐性はなし。残念……。
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