世界限定20台 モンクレールとコラボした特別な「メルセデス・ベンツGクラス」が登場
2025.04.04 自動車ニュース![]() |
メルセデス・ベンツ日本は2025年4月4日、「メルセデス・ベンツGクラス」の特別仕様車「Gクラス Past II Future(パスト トゥ フューチャー)」を発表。同日、予約注文の受け付けを開始した。販売台数は4台(世界限定20台)で、申し込み多数の場合は抽選販売となる。
Gクラス Past II Futureは、ディーゼルエンジン搭載の「G450d」をベースとする限定車。メルセデス・ベンツとファッションブランドのMONCLER(モンクレール)とのコラボレーション第2弾として2024年10月に生まれたアート作品「Project G-Class Past II Future」に着想を得て実現したという。
このコラボの第1弾(2023年2月)は、「Gクラスがモンクレールの伝統的なダウンジャケットをまとう」というアート作品「PROJECT MONDO G」で、第2弾には、日本人のファッションデザイナー兼音楽プロデューサー、クリエイティブディレクターであるNIGO(ニゴー)が参画。「モンクレールのダウンジャケットに込められたキルティングの美学と、1979年の誕生から45年の歴史を刻むGクラスのデザインエッセンスを融合させた、過去と現代のデザインをつなぐ作品」としてProject G-Class Past II Futureを発表している。
そうしたバックグラウンドを持つGクラス Past II Futureで最大の特徴とされるのは、フロントまわりとキャビンとで区切られたオリーブグリーンとグレーの2トーンペイント(マットカラー)。フロントフェイスは特別色「MANUFAKTURナイトブラックマグノ」で塗られ、ヘッドランプ周辺まで全面的にブラックカラーを施すことで、初代Gクラスのイメージが演出されている。
ブラックで統一されたウィンドウフレームや18インチホイール、ランニングボードのほか、メルセデス・ベンツとモンクレールのコラボレーションロゴが入ったスペアタイヤカバーなども特徴的なアイテムだ。
左ハンドル仕様となる車内のハイライトは、ファブリックにレザーを組み合わせたシート。そのファブリック部分のチェックパターンは、Gクラスの初期モデルに見られたデザインを再解釈し現代によみがえらせたものという。助手席側のグラブハンドルには「PAST II FUTURE」の文字が添えられ、センターコンソールには世界限定20台であることを示す「ONE OF 20」の文字が刻まれる。
これらを含むGクラス Past II Futureの特別装備は以下のとおり。
【エクステリア】
- 2トーンのボディーカラー:パントン7764C(マット)×パントン17-1500 TPG(マット)
- スペアタイヤソフトカバー
- コラボレーションマニフェストレター入りサイドストリップライン
- MERCEDES-BENZリアバッジ(ブラック)
- プロフェッショナルラインエクステリア
- MANUFAKTURブラックランニングボード
- MANUFAKTURナイトブラックマグノフロントフェイス
- 18インチアルミホイール
- MANUFAKTURナイトブラックマグノバンパーホイールアーチ
【インテリア】
- レザー/ファブリック仕立てのシート(ダヴグレー×ブラック)
- 「PAST II FUTURE」レター入りグラブハンドル(助手席前方)
- 「ONE OF 20」レター入りセンターコンソール
- MANUFAKTURオープンポアブラックアッシュウッドインテリアトリム
【機能装備】
- 「G」ロゴ入りプロジェクター
- 「G」ロゴ入りドアボタン(ブラック)
Gクラス Past II Futureの価格は3000万円。G450d(1824万円)の1176万円高となる。
(webCG)