ボルボブースの紹介【パリサロン2010】
2010.10.11 自動車ニュース【パリサロン2010】ボルボ、2011年にEV、2012年にPHVを市場投入
中国の自動車メーカー・ジーリー(吉利)の傘下に入ったボルボ。「V60」を一般公開すると同時に、早くもその「Rデザイン」オプション装着車を披露して、スタンドをにぎやかに演出した。また「C30」ベースの電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の市場導入計画を発表するなど、将来に対する展望も明らかにした。
■早くも「Rデザイン」仕様が登場
ジーリーが米フォードからボルボ全株式の買収を終えたのは2010年8月のこと。続いてボルボは新社長にフォルクスワーゲンで要職を歴任したシュテファン・ヤコビー氏を迎え、ちょうどいま新体制を整えたばかりのところだ。
パリ・モーターショーのプレスデイではそのヤコビー氏が壇上に上がり、社長みずから「V60」を紹介した。また「C30」がベースのEV「C30 DRIVe Electric」が2011年に生産開始予定であること、そしてPHVを2012年に投入予定であることもあわせて発表した。
ボルボ・スタンドの主役「V60」は、過去のどのボルボよりもダイナミックなフォルムを持つワゴンで、この夏にスウェーデンで生産が始まったばかり。今回は早くも「Rデザイン」仕様車も公開された。
この仕様ではグリルがピアノブラック仕上げになるほか、テールのエグゾーストパイプが2本に、アルミホイールが5スポークの18インチサイズになるなど、外観がよりスポーティさを強調したものとなっている。インテリアも同様で、シート、ステアリング、シフトセレクターなどが「Rデザイン」専用品となる。
今回は鮮やかなパッションレッドに塗られた車両が展示されたが、このほか7色が用意される。ヨーロッパでは今年の秋に発売される予定だ。
(文と写真=webCG 竹下)
![]() |
![]() |
![]() |
関連キーワード:
C30,
ボルボ,
パリモーターショー2010,
イベント, 自動車ニュース