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日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション プロトタイプ(4WD/CVT)

光明が見えた 2025.08.22 試乗記 鈴木 真人 日産の軽スーパーハイトワゴン「ルークス」がフルモデルチェンジで4代目に進化。従来型は軽トールワゴン「デイズ」の派生モデルという立ち位置だったが、本家に先だち刷新された新型の特徴と走りを、日産の追浜工場に併設されたテストコースから報告する。
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四角だけでは痛々しい

案内のメールには「新型軽自動車試乗会」とだけ書かれていた。発表前ということでテストコースでの開催である。秘密保持の観点から事前に車名を明かさないのは理解できる。考えられるのは2車種。日産にはハイトワゴンのデイズ、スーパーハイトワゴンのルークス、電気自動車の「サクラ」という3種の軽自動車があるが、デビューから3年のサクラは除外していい。デイズは2019年、ルークスは2020年にフルモデルチェンジを受けているので、順当ならデイズの番である。

追浜工場に併設される「グランドライブ」に並べられていたモデルは、背が高くスライドドアを備えていた。ルークスである。おきて破りのスケジュール変更だ。ハイトワゴンのマーケットは縮小傾向にあり、軽自動車の本流はスーパーハイトワゴンになっている。販売台数には大きな差があり、ルークスを優先するのは合理的な判断といえるだろう。

一見して、現行モデルに比べてフロントガラスの角度が立っていることがわかる。「ホンダN-BOX」のフォルムに近い。 “絶対王者”を徹底的に研究して開発したのだろう。いかにも室内が広そうな見た目にすることが重要だと考えたはずだ。ただ、カクカクしたイメージはない。全体的に角を丸めていてぬくもりを感じさせる。グリルデザインも強さを誇示するような意匠ではなく、シンプルでクリーンな洗練系になった。

試乗に先だって行われた技術説明会で、デザインの方向性について話があった。モチーフは “かどまる四角”なのだという。広さを感じさせる四角を取り入れながらも、カドを取って優しげな表情にする。デザイナーは「四角だけでは痛々しい」と表現した。新型「ダイハツ・ムーヴ」がいわゆるカスタムモデルを廃止したことに象徴されるように、軽自動車やミニバンで猛威をふるった「オラオラ系」が飽きられてトレンドが変わりつつある。

2025年8月22日に発表された日産の軽スーパーハイトワゴン、新型「ルークス」。2009年に登場した「スズキ・パレット」の姉妹車であった初代モデルから数え、今回の最新型が4代目にあたる。
2025年8月22日に発表された日産の軽スーパーハイトワゴン、新型「ルークス」。2009年に登場した「スズキ・パレット」の姉妹車であった初代モデルから数え、今回の最新型が4代目にあたる。拡大
新型「ルークス」の開発コンセプトは「私の世界を広げてくれる 広くて安心、頼れる私の軽BOX」。スタイリッシュな機能的空間と、ダントツに安心できる走りを兼ね備えた「先進技術が生み出す、上質の軽」を目指したとその特徴が説明される。
新型「ルークス」の開発コンセプトは「私の世界を広げてくれる 広くて安心、頼れる私の軽BOX」。スタイリッシュな機能的空間と、ダントツに安心できる走りを兼ね備えた「先進技術が生み出す、上質の軽」を目指したとその特徴が説明される。拡大
実際の寸法よりもワイドに見えるようサイドにまで回り込んだデザインを採用した新型「ルークス」のフロントフェイス。「ハイウェイスターGターボ」以上のグレードには “かどまる四角”をテーマとする形状の「アダプティブLEDヘッドライトシステム」(写真)が標準装備となる。
実際の寸法よりもワイドに見えるようサイドにまで回り込んだデザインを採用した新型「ルークス」のフロントフェイス。「ハイウェイスターGターボ」以上のグレードには “かどまる四角”をテーマとする形状の「アダプティブLEDヘッドライトシステム」(写真)が標準装備となる。拡大
新型「ルークス」のボディーサイズは全長×全幅×全高=3395×1475×1785mm、ホイールベースは2495mm。一見して、先代モデルよりもフロントガラスの傾斜が垂直方向に近く、立ち気味であることがわかる。
新型「ルークス」のボディーサイズは全長×全幅×全高=3395×1475×1785mm、ホイールベースは2495mm。一見して、先代モデルよりもフロントガラスの傾斜が垂直方向に近く、立ち気味であることがわかる。拡大
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優しげな「ハイウェイスター」

意外なのは、優しげに見えたモデルが「ハイウェイスター」だったこと。従来はカスタムモデルを指すグレードだったが、新型では従来のような押し出しの強さはない。ムーヴはカスタムを廃止したが、ルークスはカスタムをスタンダードに近づけるという手法をとったようだ。

展示されていた福祉車両を除くと、試乗車も撮影車もすべてハイウェイスターだった。今どきはこのグレード名からディープ・パープルの代表曲を連想する人も少ないだろうし、そろそろ名称変更を検討してもいいような気がする。

“かどまる四角”は特に目新しい発想というわけではない。2022年に登場した3代目「トヨタ・シエンタ」は“シカクマル”をテーマにしていた。同じく2022年に6代目となった「ホンダ・ステップワゴン」は“きれいな箱”と表現していて、いずれも意味合いは同じである。それぞれジャンルは異なるが、ファミリー向けの実用的なモデルはこの路線が最適解という理解があるようだ。

もうひとつ、ルークスとシエンタ、ステップワゴンの3台に共通していることがある。インテリアにファブリックを多用しているのだ。これも目的は共通していて、車内にリビングルーム感覚をもたらす狙いだろう。ルークスはそこにテック感をプラスしているのが新しい。

インストゥルメントパネルには、ワイドでフラットなモノリス型パネルを採用した。12.3インチのセンターディスプレイと7インチのメーターディスプレイを段差なくつなげている。最近のトレンドになっているスタイルだが、軽自動車では初だという。高級車だけのものと思っていたら、いつの間にか同じような素材や意匠が軽にも取り入れられることが多い。普及のスピードが速くなっていると感じる。

エクステリアデザインの テーマも“かどまる四角”。広さを感じさせる四角をベースとしながらも、カドを取って優しげな表情にすることを目指したという。
エクステリアデザインの テーマも“かどまる四角”。広さを感じさせる四角をベースとしながらも、カドを取って優しげな表情にすることを目指したという。拡大
12.3インチのセンターティスプレイと7インチのメーターディスプレイを段差なくつなげたインストゥルメントパネルを採用する新型「ルークス」のコックピット。布張りのダッシュボード中央部は、跳ね上げ式テーブルをモチーフにデザインされた。メーターディスプレイの背面には小物の収納に便利なふた付きの「運転席アッパーボックス」が設置されている。
12.3インチのセンターティスプレイと7インチのメーターディスプレイを段差なくつなげたインストゥルメントパネルを採用する新型「ルークス」のコックピット。布張りのダッシュボード中央部は、跳ね上げ式テーブルをモチーフにデザインされた。メーターディスプレイの背面には小物の収納に便利なふた付きの「運転席アッパーボックス」が設置されている。拡大
天井までの高さがあり、ゆとりを感じさせる前席まわり。色調と形状を工夫し、ハンモックを想起させる一体感あるデザインをフロントシートとドアインナーパネルに採用したという。写真の内装色は「チャコールグレー」と呼ばれるもの。
天井までの高さがあり、ゆとりを感じさせる前席まわり。色調と形状を工夫し、ハンモックを想起させる一体感あるデザインをフロントシートとドアインナーパネルに採用したという。写真の内装色は「チャコールグレー」と呼ばれるもの。拡大
リアのスライドドアは、前代モデルと同じくクラストップとなる650mmの開口幅を確保。リアシートは最大で320mmスライドさせることができる。
リアのスライドドアは、前代モデルと同じくクラストップとなる650mmの開口幅を確保。リアシートは最大で320mmスライドさせることができる。拡大

左右視界が明らかに向上

室内長が先代より115mm拡大して2315mmとなり、これは軽スーパーハイトワゴンでトップなのだそう。荷室の最大長は675mmで、これもクラストップ。広いのは確かだけれど、どのモデルも軽自動車枠の限界まで使い切っているから、数字は測り方の基準で左右される面もある。プレス資料には「A車」「B車」「C車」との比較データが満載されていた。もちろんこれはN-BOX、「ダイハツ・タント」、「スズキ・スペーシア」と解釈でき、乗り心地、静粛性、収納力などでライバルを上回ったとアピールする。かなり自信があるらしい。

直接比較することはできなかったが、視界のよさは確かに優れていると思った。アイポイントが高くて前方が見やすいだけでなく、Aピラーの形状と配置を工夫して左右視界も向上させている。N-BOXに比肩するレベルに達したのではないか。ステアリングホイールの質感が高いことにも感心した。“本革超え”をうたうだけあって、滑らかでしっとりとした触り心地だ。ドライバーにとって、これは大事な要素である。

今回試乗したプロトタイプモデルでは、パワーユニットやプラットフォームに従来型からの大きな変更はないと案内された。事前に「e-POWER」搭載もあるのではないか、などと期待を込めたうわさも飛び交っていたが、軽自動車ではさすがに無理だ。一方でトランスミッションやサスペンションにはチューニングが施され、加速感や安定性が高まったという。ソファ系の柔らかなシートに座り、発進する。グランドライブはバンクのあるコーナーを持つ元々開発用のテストコースだが、試乗は公道と同じ状況のパートだけに限られていた。路面の荒れたところもあって、乗り心地も確かめられる。

最高速度100km/hと記された直線でアクセルを踏み込むと、力強くスピードが上がっていく。試乗車は最上級グレードのターボ版なのだ。背が高くスライドドアを有するスーパーハイトワゴンは重くなってしまうが、十分な加速感だ。これならば高速道路でも不満はないだろう。エンジン音が急激に高まることもなく、風切音もあまり聞こえない。このクラスのなかでは静粛性が高いのではないかと思う。オーバースピード気味にコーナーに入るとそれなりにロールは感じるが、穏やかな挙動だから不安にはならない。

14インチ、15インチホイールのいずれにも “かどまる四角”のデザインを採用。今回試乗したプロトタイプモデル「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」には165/55R15サイズ、「ハイウェイスターXプロパイロットエディション」(写真)には、155/65R14サイズのタイヤが装着されていた。
14インチ、15インチホイールのいずれにも “かどまる四角”のデザインを採用。今回試乗したプロトタイプモデル「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」には165/55R15サイズ、「ハイウェイスターXプロパイロットエディション」(写真)には、155/65R14サイズのタイヤが装着されていた。拡大
軽自動車で初となるGoogleの搭載も新型「ルークス」のトピック。Googleアシスタントを介してGoogleマップを操作したり、エアコンの温度調整を行ったりすることができる。フロントフード下に隠れた路面やさまざまな角度からの映像を立体的に表示する「3D機能付きインテリジェントアラウンドモニター」も軽自動車として初搭載された。
軽自動車で初となるGoogleの搭載も新型「ルークス」のトピック。Googleアシスタントを介してGoogleマップを操作したり、エアコンの温度調整を行ったりすることができる。フロントフード下に隠れた路面やさまざまな角度からの映像を立体的に表示する「3D機能付きインテリジェントアラウンドモニター」も軽自動車として初搭載された。拡大
オーソドックスなレバー式のシフトセレクターを採用し、その右側にエンジンのスタート/ストップボタンとパーキングレーキのスイッチ、左側にエアコンのコントロールパネルとドライブモードセレクター、ハザードスイッチを配置。直感的に操作できる使いやすいレイアウトになっている。
オーソドックスなレバー式のシフトセレクターを採用し、その右側にエンジンのスタート/ストップボタンとパーキングレーキのスイッチ、左側にエアコンのコントロールパネルとドライブモードセレクター、ハザードスイッチを配置。直感的に操作できる使いやすいレイアウトになっている。拡大
フロントシートの背もたれを倒した様子。室内長は従来型比で115mm拡大された。背もたれを倒した際は、段差を減らしよりフラットになるよう形状が工夫されている。多彩なシートアレンジが行えるのも新型「ルークス」の特徴だ。
フロントシートの背もたれを倒した様子。室内長は従来型比で115mm拡大された。背もたれを倒した際は、段差を減らしよりフラットになるよう形状が工夫されている。多彩なシートアレンジが行えるのも新型「ルークス」の特徴だ。拡大

唐破風インスパイアの2トーン

短い試乗だとクルマにストレスをかけて走ることに終止することが多いが、この日は時間に余裕があった。3つあるドライブモードは「スタンダード」を選び、無駄な加速はしない。コーナーの前では十分にスピードを落とし、ゆっくりとしたステアリング操作を行う。要するに、実際に使われる状態に近い走行である。そうすると、このクルマの美質がより明確になる。視界が広いからまわりを把握しやすく、揺れが少なくて乗り心地がいい。静粛性は上々で、エアコンの「リアシーリングファン」の音が気になってしまったほどだ。

“かどまる四角”は徹底されていて、室内にいてもシートやドアトリムなどさまざまなところにこのテーマを見つけることができる。エクステリアも同じで、ホイールやリアコンビネーションランプ、ドアハンドルにまでこの意匠が貫かれている。今や2トーンカラーは当たり前になったが、ルークスでは新たなデザインの遊びを加えた。フードを含むウエストラインの下から塗り分けられた「プレミアム2トーンカラー」と呼ぶカラーコーディネートも導入。城郭建築などに使われる唐破風(からはふ)からインスパイアされたということだが、特に和のイメージではないからあまり本気にしないほうがいい。

ルークスは、デザイン、走行性能、快適性、ユーティリティーのすべてで高いレベルの仕上がりになっている。安全装備はもちろん最新のもので、アラウンドビューモニターは3D機能やワイドビューが使えて便利だ。激戦区を勝ち抜くポテンシャルはあり、久々のヒット作になるかもしれない。日産の将来に一筋の光明が見えた。明るい気持ちで帰宅してパソコンを立ち上げると、表示されたのは追浜工場での生産終了のニュースだった。

日産が置かれた厳しい状況は、新型ルークスが売れ行きを伸ばしても劇的に改善されることはないだろう。多くの魅力的なクルマを開発し、地道にユーザーからの信頼を得ていくことが求められる。選択と集中も必要だ。後回しになったデイズはフェードアウトさせ、売れ筋のルークスに専念するという戦略だってあり得る。開発者たちは力を尽くしたのだ。経営陣はその努力に応えなければならない。

(文=鈴木真人/写真=佐藤靖彦/編集=櫻井健一)

◆関連記事:日産が軽スーパーハイトワゴン「ルークス」をフルモデルチェンジ 2025年秋に発売
◆ギャラリー:新型「日産ルークス」を写真で詳しく紹介(100枚)

新型「ルークス」には、日産モータースポーツ&カスタマイズが手がける「AUTECH LINE(オーテックライン)」もラインナップ。シルバーのドアミラーや専用フォグランプフィニッシャー、オリジナルデザインの15インチアルミホイール、専用防水シートなどで個性を演出している。
新型「ルークス」には、日産モータースポーツ&カスタマイズが手がける「AUTECH LINE(オーテックライン)」もラインナップ。シルバーのドアミラーや専用フォグランプフィニッシャー、オリジナルデザインの15インチアルミホイール、専用防水シートなどで個性を演出している。拡大
唐破風(からはふ)をモチーフにしたという「ホワイトパール/フローズンバニラ」の「プレミアム2トーンカラー」をまとった新型「ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」。これを含めルークス ハイウェイスターの外板色には6種類の2トーンカラーと7色のモノトーンカラーが、「スタンダードシリーズ」の外板色には7色のモノトーンカラーが用意されている。
唐破風(からはふ)をモチーフにしたという「ホワイトパール/フローズンバニラ」の「プレミアム2トーンカラー」をまとった新型「ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」。これを含めルークス ハイウェイスターの外板色には6種類の2トーンカラーと7色のモノトーンカラーが、「スタンダードシリーズ」の外板色には7色のモノトーンカラーが用意されている。拡大
後席を最前方にスライドさせた荷室の様子。この状態では荷室の奥行きが675mmとなり、48リッターのスーツケースを4個収納できる。
後席を最前方にスライドさせた荷室の様子。この状態では荷室の奥行きが675mmとなり、48リッターのスーツケースを4個収納できる。拡大
軽スーパーハイトワゴンで初採用となる遮音ガラスや2層の遮音シート、高機能吸収材、ドア下部シーリングなどを用いて静粛性を追求。高応答ショックアブソーバーや日産独自のゼログラビティーシートの採用で実現した快適な乗り心地も新型「ルークス」のセリングポイントである。
軽スーパーハイトワゴンで初採用となる遮音ガラスや2層の遮音シート、高機能吸収材、ドア下部シーリングなどを用いて静粛性を追求。高応答ショックアブソーバーや日産独自のゼログラビティーシートの採用で実現した快適な乗り心地も新型「ルークス」のセリングポイントである。拡大

テスト車のデータ

日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション プロトタイプ

ボディーサイズ:全長×全幅×全高=3395×1475×1785mm
ホイールベース:2495mm
車重:--kg
駆動方式:4WD
エンジン:0.66リッター直3 DOHC 12バルブ ターボ
トランスミッション:CVT
最高出力:--PS(--kW)/--rpm
最大トルク:--N・m(--kgf・m)/--rpm
タイヤ:(前)165/55R15 75V/(後)165/55R15 75V(ダンロップ・エナセーブEC300+)
燃費:--km/リッター(WLTCモード)
価格:--円/テスト車=--円
オプション装備:--

テスト車の年式:--年型
テスト開始時の走行距離:1526km
テスト形態:トラックインプレッション
走行状態:市街地(--)/高速道路(--)/山岳路(--)
テスト距離:--km
使用燃料:--リッター(レギュラーガソリン)
参考燃費:--km/リッター

日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション プロトタイプ
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日産ルークス ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション プロトタイプ【試乗記】の画像拡大
鈴木 真人

鈴木 真人

名古屋出身。女性誌編集者、自動車雑誌『NAVI』の編集長を経て、現在はフリーライターとして活躍中。初めて買ったクルマが「アルファ・ロメオ1600ジュニア」で、以後「ホンダS600」、「ダフ44」などを乗り継ぎ、新車購入経験はなし。好きな小説家は、ドストエフスキー、埴谷雄高。好きな映画監督は、タルコフスキー、小津安二郎。

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