マツダ・ビジョンXクーペ
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マツダは2025年10月29日、「ジャパンモビリティショー2025」(会期:10月29日~11月9日)で、コンセプトモデル「MAZDA VISION X-COUPE(ビジョン クロスクーペ)」と「MAZDA VISION X-COMPACT(ビジョン クロスコンパクト)」を世界初公開した。同年7月に欧州で発表された新型「CX-5」(欧州仕様車)も一般向けに初披露された。
マツダ・ビジョンXクーペ
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マツダ・ビジョンXクーペ
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マツダ・ビジョンXクーペ
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マツダ・ビジョンXクーペ
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マツダ・ビジョンXクーペ
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マツダ・ビジョンXコンパクト
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マツダ・ビジョンXコンパクト
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マツダ・ビジョンXコンパクト
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マツダ・ビジョンXコンパクト
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マツダCX-5(欧州仕様車)
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両モデルは、同社の展示テーマである“2035年「走る歓(よろこ)びは、地球を笑顔にする」”を具現するビジョンモデルと紹介される。マツダの代表取締役社長兼CEOの毛籠勝弘(もろ・まさひろ)氏は両モデルの発表にあたり、「展示テーマとして掲げた『走る歓びは、地球を笑顔にする』という言葉はマツダの原点であり、今後の挑戦のコアでもあります。カーボンニュートラルという人類共通の使命のもと、『走る歓び』が、社会と地球の未来をよくする力になると信じ、『クルマが好き』『いつまでも運転をしていたい』という思いをかなえ続けます」とコメント。マツダは、今後も「ひと中心」の価値観のもと「走る歓び」を進化させ、顧客の日常に感動をもたらす移動体験を提供するとしている。
今回初公開されたビジョンモデルの概要は以下のとおり。
【マツダ・ビジョンXクーペ】
ビジョンXクーペは、「魂動(こどう)」デザインをさら進化させた4ドアスポーツクーペで、2ローター・ロータリーターボエンジンとモーター、バッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載する。システムのトータル最高出力は510PS。モーターのみで160km、エンジン併用で800kmの一充電走行距離が実現される。
さらに、微細藻類由来のカーボンニュートラル燃料とマツダ独自のCO2回収技術「マツダ・モバイルカーボンキャプチャー」の組み合わせにより、走るほどに大気中のCO2を削減するシステムも搭載。カーボンニュートラルを超えた、カーボンネガティブを目指すという。
【マツダ・ビジョンXコンパクト】
人の感覚をデジタル化した「人体・感性モデル」と共感型AIを融合。クルマと気取らない会話ができ、行き先を提案してくれる親友のように自分の世界を広げ、人とクルマの絆がさらに深まることを目指したとされる「ビジョンXコンパクト」。心が通った人とクルマの関係を実現する「マツダが目指すスマートモビリティーの未来像」の提案となる。
【マツダCX-5】(欧州仕様車)
今回のジャパンモビリティショー2025では、一般向けには世界初公開となる新型「マツダCX-5」(欧州仕様車)も展示。CX-5は、これまでに100以上の国と地域で累計450万台以上を販売してきたマツダのベストセラーSUVである。
2025年7月10日に欧州で発表された最新モデルは3代目にあたり、広々とした室内空間と魂動デザインや人馬一体の走りをさらに磨き上げている。Googleを組み込んだ新たな電子プラットフォーム「MAZDA E/E ARCHITECTURE+(マツダ イーイー アーキテクチャー プラス)」の搭載もトピックとされる。
(webCG)
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