レクサス ハイブリッド試乗会を開催
2010.08.30 自動車ニュースレクサスのハイブリッドを体感できる 〜「5大都市試乗ツアー」開催
トヨタ自動車は2010年8月28、29日の2日間、ハイブリッドカーを中心としたレクサス車の一般向け試乗会を、東京の晴海ふ頭で開催した。
■燃費だけにあらず
いまや、高級セダンからSUVまで、幅広くハイブリッドモデルを擁するレクサス。そのエコなモデルを中心とした試乗会が、一般ユーザーを対象に開かれた。
現行ラインナップの試乗は街のディーラーでもできるものの、今回のテストドライブは走れるコースがやや特殊。
「LS600h/600hL」「GS450h」「HS250h」「RX450h」が並ぶ300×100メートルほどの敷地内には、工夫を凝らした特設コース――20km/h以下でEV走行を行う低速路、モーターアシストによる全開加速やブレーキ性能が試せるストレート、乗り心地を吟味する段差付きの中速スラローム――さらに、日常の走行シーンではなかなか味わえない(味わいたくない)、横滑り防止システムを体験するための低ミュー路も設けられた。
燃費性能だけではない、モーターを用いるハイブリッドモデルならではの静粛性や動力性能、そして安全性能をも実感してもらおうというわけだ。
しかもミソなのは、同じコースでレクサスのライバル車、すなわち新型の高級ドイツ車も乗り比べできるという点だ。
実際、今回の参加者(計120組)のうち、輸入車オーナーは半数以上。やはりユーザーにとっては参考になるのか、交互に乗り比べをしたあとで、スタッフに熱心に質問をする場面が見受けられた。
イベントの最後には、レクサス流のおもてなし(?)、スーパースポーツ「LFA」のデモランも実施された。限られたスペースではあったものの、4.8リッターV10のサウンドや迫力ある走りに参加者はすっかり興奮した様子だった。
そんな「レクサスハイブリッド性能体験会」は、大阪、愛知、北海道、福岡の各都市を巡回して行われ、じつは今回の東京が最後となる5回目。残念ながら、以降の計画は未定とのことだが、主催者側からは「好評につき今後の開催も前向きに検討したい」との声も聞かれた。
(webCG 関)
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