「マセラティ・グレカーレ」に名門ワイナリーとのコラボレーションモデルが登場
2026.09.16 自動車ニュース 拡大 |
伊マセラティは2026年9月16日、ミドルサイズSUV「グレカーレ」の特別仕様車「Tributo il Bruciato(トリビュート イル ブルチャート)」を発表した。
赤ワインをモチーフにした専用の内外装が特徴
マセラティ・グレカーレ トリビュート イル ブルチャートは、1385年からの歴史を持つイタリアのワイナリー、マルケージ・アンティノリとのパートナーシップから生まれた限定モデルである。
アンティノリがトスカーナ州ボルゲリで生産する赤ワイン「イル・ブルチャート」をモチーフとしたという内外装が特徴で、そのコーディネートはすべてがマセラティのカスタマイズプログラム、フォーリセリエの手になるものとなっている。
ボディーカラーには専用に調色された「アルキミア・スカルラッタ(Alchimia Scarlatta:緋色の錬金術)」を採用。「グラスのなかで揺らめくワインを想起」(報道資料より)させるという同色は、紫から緋色へと移ろう色彩を表現した 3コートペイントとなっており、特殊顔料「クロマフレア」を用いることで、光の当たり方によってコッパーゴールドからダークラズベリーへと色味が変化。ワインが光を受けて生む色の深さを、車体全体で表現しているという。また、フォーリセリエ専用に用意されるグロッシーブラック仕上げの 「21インチ クリオ・スタッガードホイール」や、ブラックのブレーキキャリパー、グロッシーブラックの「FUORISERIE」ロゴなども外装の特徴となっている。
一方インテリアでは、タンとダークレッドのレザーの組み合わせで、アンティノリのブドウ畑が広がるボルゲリの風景を表現。シート背面には畑の畝(うね)を思わせる専用のグラフィック「カネロニ」を施しており、「2色のレザーのコントラストが、ブドウ畑を吹き抜ける風と、光と静寂に包まれたボルゲリのテロワールを想起させる」としている。またヘッドレストには、ダークレッドのトライデント刺しゅうを採用。トリムには木目の導管をあえて目止めせずに仕上げた「オープンポア ラディカウッド」を用いている。
これらを含む、グレカーレ トリビュート イル ブルチャートの主な仕様・装備は以下のとおり。
- ベースモデル:グレカーレ モデナ
- ハンドル位置:右
- ボディーカラー:FUORISERIE 3コートペイント「アルキミア・スカルラッタ」
- インテリアカラー:FUORISERIE BESPOKE タン/ダークレッドレザー
- インテリア:専用「カネロニ」グラフィック
- ホイール:FUORISERIE 21インチ クリオ・スタッガードホイール(グロッシーブラック)
- ブレーキキャリパー:ブラック
- 特別装備:「FUORISERIE」エクステリアロゴ(グロッシーブラック)/フルLED マトリクスアダプティブヘッドライト/パノラマサンルーフ/セキュリティーアラーム/ステアリングヒーター/テックアシスタンスパッケージ/ドライバーアシスタンスパッケージ レベル2
マセラティとアンティノリは、これまでにも「ティニャネロ」の誕生 50周年を記念したワンオフモデル「グランカブリオ フォルゴレ ティニャネロ」を発表するなど、コラボレーションを重ねてきた。今回のグレカーレ トリビュート イル ブルチャートは、その歩みを受け継ぎながら、フォーリセリエの可能性を体現する一台として、日本に初めて正規導入されるコラボレーションモデルであり、希少な一台であることを示す認定書とともに顧客に引き渡される。
日本での販売台数は1台のみで、価格は1900万円。2026年10月23日に東京のショールーム「マセラティ目黒」で開催される、事前予約制の内覧会で披露される予定だ。
(webCG)


































