スバル:インプレッサを軸に、WRCの次を表現【東京オートサロン09】
2009.01.13 自動車ニュース【東京オートサロン09】スバル:インプレッサを軸に、WRCの次を表現
2008年シーズンをもってWRCのワークス活動を終えたスバル。とはいうものの、今回もスポーティな「走りのよさ」を前面に出したスバルらしいブースが来場者の人気を集めていた。
■インプレッサにふたつのタイプ
水平対向エンジンとシンメトリカル4WDを武器に、独創性をアピールしているスバルは、今回の東京オートサロンでは「REAL SOUL, Only Suburu 独創×独走」をテーマにブースを展開。メインステージには「インプレッサWRC2008」が展示され、ブースの奥ではチームアライによるGr.Nカー組立ショーが行なわれたが、主役は脱WRCを図る2台のインプレッサWRX STIコンセプトだ。
まずは「インプレッサWRX STIコンセプトC」。スポーツドライブを楽しむ人へ向けたパフォーマンス重視のコンセプトカーで、専用ターボやインタークーラー、19インチタイヤ、アルミ製ボンネットなどを装着。スポーツ走行でのタイムアップを狙う。
一方、「インプレッサWRX STIコンセプトA」はグランドツアラーを目指した大人のモデル。パワートレインとして、日本のインプレッサには設定のない2.5リッターターボと5段ATを採用するとともに、電動パワーシートを装着するなどして、ひとクラス上の余裕を手に入れている。
■エクシーガもより魅力的に
2008年に登場した7シーターミニバンのエクシーガも魅力的だ。2.0GTをベースとした「エクシーガSPORT」には、標準モデルには設定のないパドルシフトが装着され、さらに専用カーボン調パネルによりスポーティな雰囲気がアップ。また、同じ2.0GTをベースとしながら、フルエアロパーツと富士通テン「ECLIPSE」のAVシステムを手に入れた「エクシーガ・プレミアム・コンセプト powered by ECLIPSE」は、オートサロンの雰囲気にぴったりのモデルだ。
ほかにもDEX、レガシィB4、フォレスターなどが展示され、WRC撤退にともなうさびしさを吹き飛ばす勢いのスバルブースだった。
(文=生方聡/写真=webCG)
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