■【コレはゼッタイ!】「トヨタFT-MV」次期アルファードは若い顔へ
【車両概要】
人を多く運ぶことではなく、6人を贅沢に運ぶことに注力したミニバン。2列目、3列目ともにセパレートのシートが用意され、シート前にはテレビモニターまで備わる、文字通りのVIPカーである。
【出展車紹介】「トヨタFT-MV」今度は“6人がゆったり座れる”クルマ
■現行エスティマベースへ正常進化
「はい、次期アルファードです!」
トヨタ関係者はあっさり、そう答えてくれた。たしかに「FT-MV」、どこから見ても「アルファード」っぽい。現行モデルとの最大の違いは、室内空間が増大したこと。フロアを45mm低床化することで、ヘッドクリアランスを拡大。リアシートでは、まるで飛行機のファーストクラス並みに豪華なリクライニングシートを完備する。
このまま量産化されても不思議ではない。現行アルファードは、先代「エスティマ」のプラットフォームだ。つまり次期アルファードは、現行エスティマがベースとなることで正常進化し、乗り味が大幅改善されるのは当然なのだ。
50代と20代、大きく2世代の市場で売れるというアルファード。次期モデルは顔が若返り、車内はさらなる高級仕様となるようだ。
(文=桃田健史)
新着記事
-
NEW
BMWの今後を占う重要プロダクト 「ノイエクラッセX」改め新型「iX3」がデビュー
2025.9.5エディターから一言かねてクルマ好きを騒がせてきたBMWの「ノイエクラッセX」がついにベールを脱いだ。新型「iX3」は、デザインはもちろん、駆動系やインフォテインメントシステムなどがすべて刷新された新時代の電気自動車だ。その中身を解説する。 -
NEW
谷口信輝の新車試乗――BMW X3 M50 xDrive編
2025.9.5webCG Movies世界的な人気車種となっている、BMWのSUV「X3」。その最新型を、レーシングドライバー谷口信輝はどう評価するのか? ワインディングロードを走らせた印象を語ってもらった。 -
NEW
アマゾンが自動車の開発をサポート? 深まるクルマとAIの関係性
2025.9.5デイリーコラムあのアマゾンがAI技術で自動車の開発やサービス提供をサポート? 急速なAIの進化は自動車開発の現場にどのような変化をもたらし、私たちの移動体験をどう変えていくのか? 日本の自動車メーカーの活用例も交えながら、クルマとAIの未来を考察する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」発表イベントの会場から
2025.9.4画像・写真本田技研工業は2025年9月4日、新型「プレリュード」を同年9月5日に発売すると発表した。今回のモデルは6代目にあたり、実に24年ぶりの復活となる。東京・渋谷で行われた発表イベントの様子と車両を写真で紹介する。 -
新型「ホンダ・プレリュード」の登場で思い出す歴代モデルが駆け抜けた姿と時代
2025.9.4デイリーコラム24年ぶりにホンダの2ドアクーペ「プレリュード」が復活。ベテランカーマニアには懐かしく、Z世代には新鮮なその名前は、元祖デートカーの代名詞でもあった。昭和と平成の自動車史に大いなる足跡を残したプレリュードの歴史を振り返る。 -
ホンダ・プレリュード プロトタイプ(FF)【試乗記】
2025.9.4試乗記24年の時を経てついに登場した新型「ホンダ・プレリュード」。「シビック タイプR」のシャシーをショートホイールベース化し、そこに自慢の2リッターハイブリッドシステム「e:HEV」を組み合わせた2ドアクーペの走りを、クローズドコースから報告する。