「BMW1シリーズ」にクーペボディが追加
2007.07.03 自動車ニュース「BMW1シリーズ」にクーペボディが追加
独BMWは、従来ハッチバック型のみだった「1シリーズ」に、2ドアクーペボディの新グレード「1シリーズ・クーペ」を追加すると発表した。
エンジンはディーゼル2種、ガソリン2種
1シリーズクーペのエクステリアデザインは、約40年前の1968年から1975年にかけて発売された小型2ドアセダン「BMW 2002」から得たインスピレーションによって、描かれたという。
2008年春に発売が予定される北米では、2種類のガソリンエンジンがラインナップされる。3リッター直6DOHC24バルブエンジンを搭載する「128iクーペ」は、226psと27.6kgmを発生。335iクーペと同様の3リッター直6DOHC24バルブツインターボエンジンを搭載する「135iクーペ」は、296psと41.4kgmを発生する。(北米仕様)
本国ドイツでは「128iクーペ」がラインナップから外れ、コモンレールディーゼルターボ搭載モデルである「120dクーペ」(204ps/4400rpm、35.7kgm/2000-2250rpm)と、そのツインターボ版である「123dクーペ」(204ps/4400rpm、35.7kgm/2000-2250rpm)が加わる。
135iクーペは0-100km/hを5.3秒で駆け抜け、最高速はリミッターによる250km/h。
最高グレードである135iには“Mエアロダイナミックキット”が標準装備され、リアリップスポイラーが高速でより優れたダウンフォースを発生させるという。BMW伝統の重量配分にも配慮し、思い通りのハンドリングと高いスタビリティ性能を実現したと謳う。
安全性に配慮
リアシートは60:40の分割可倒式で、容易にラゲッジスペースを拡大することができる。なお、乗車定員はハッチバックの5人から4人に変更された。
安全装備として、すべての座席に3点式シートベルトとヘッドレストを備える。エアバッグは6個以上が標準搭載され、乗員を保護する。具体的にはサイドエアバッグが乗員を横からの衝撃から守るほか、サイドカーテンエアバッグ“HSP(Head Protection System)”がフロント、リアの乗員の頭部を衝撃から守る。
日本への導入は未定。
(webCG 玉城)
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