2005ワークスチューニンググループ合同試乗会(RALLIART篇)【試乗記】
2005ワークスチューニンググループ合同試乗会(RALLIART篇) 2005.05.30 試乗記 RALLIART ランサーエボリューションIX(6MT)/コルトラリーアート(CVT) 自動車メーカー直系のチューニングメーカー5社による「ワークスチューニングカー合同試乗会」に、『webCG』コンドーと本諏訪が参加した。 RALLIARTは、ランサーエボリューションIXとコルトラリーアートの2台をチューニングして、会場に持ち込んだ。好きや……ランサーエボリューションIX tuned by RALLIART(6MT)
本諏訪(以下「も」):ラリーアートからは、最新ランエボのチューニングパーツがでてきました。
コンドー(以下「コ」):ランエボ乗る人はもともと「走り屋」みたいな人が多いやろから、けっこうパーツも売れるんやろなぁ。
も:開発も気合いが入るでしょう。いいもの作らないと。
コ:ほな、いつもの調子で、イジってあるとこ説明してよ。
も:ざっというと、吸排気系を含むパイピングの変更、サスペンションキットの装着と、ブレーキ強化です。外観は見たとおり。
コ:ほうほう。割とアッサリしてんねんな。
も:あ、そうそう。「RALLIART」ロゴが入った「スーパーダイレクトツインプレートクラッチ」が装着されています。
コ:そんなんどうせ見えへんねんから、ロゴなんていらんやろうに……。チカラ入りすぎちゃうか?
も:しかしつなぎやすいクラッチですね。
コ:そやな。ツインプレートって聞かんとわからへんし、つながり方も全然違和感ないわ。
も:じゃあちょっと走ってみましょうか。
コ:おお〜。メッチャ曲がんなぁ!
も:確かに。
コ:手応えがエエわ。安心して曲がれる。
も:フロントに組み込まれた「スーパートラクションフロントLSDキット」が、トラクション向上にかなり効いてますよね。
コ:そんなん付いてんねや。乗り味もそんな硬ないやん。
も:ビルシュタインと共同開発の、車高調整式スポーツサスペンションキットはすばらしい感触です。
コ:これのベースの「GT」グレードは、純正でもビルシュタイン付いてるやん? もともと高いダンパー使てるんやから、下取りしてもらうわけにはいけへんのか?
も:元々ランエボはパワーもトルクもありますし、この部分は言うこと無しですね。
コ:言うことなしや! このクルマ、気持ち悪いトコもないし、エエトコをグイッと伸ばしてやってる感じで好きや。
ノーマルでエエんやないか?……コルトラリーアート tuned by RALLIART(CVT)
も:こちらは、1.5リッターターボエンジンを搭載した「コルトラリーアート」がベースです。
コ:「コルトラリーアート tuned by RALLIART」。「牛を使った牛丼」みたいでちょっとシツコイ。
も:エアロパーツやステッカーなど、基本的に外観の変更がメインとなってます。
コ:つまりカッコチューンやね。
も:そうですね。スプリングとマフラーの変更などで、入門編のチューニングと言えましょう。
コ:今時、コルトをカリカリにイジりたい人は少ないやろから、このパーツラインナップは正解なんやろなぁ。
も:イジったという満足度はありますよ。排気音もなかなかですし。
コ:スプリングも変更されてるけど、これも走りのためというより、低くしたいんが目的なんやろ?
も:まあ素直に車高が低いクルマはカッコイイですけどね。
コ:インテリアは油温/油圧/ブースト圧を表示する3連メーターが取り付けられてるな。これは必要か?
も:まあ雰囲気作りにはいいと思いますよ。あ、カーナビを出すと見えなくなっちゃいますね……。
コ:またそうやって細かいコトを……。
も:ステアリングがすごい重いですね。
コ:ほんまや。なんでやろ?
も:走ってみると、すごい曲がるなって印象はあまりないですね。
コ:ない。ほんでもスプリングの効果か、コーナーでのロールが気持ち少ないかもしれん。
も:このチューニングは、受け入れられるでしょうか。
コ:“RALLIART”って、パジェロとかラリーのイメージが強いから、今のコルトにはどうかなぁ。
も:もともとの「コルトラリーアート」で満足しそうですよね。
コ:「ラリーアート」は1回使いでエエんとちゃうか? マニュアルの設定があれば違うかも知れへんけどな。
(文=本諏訪裕幸&近藤俊/写真=荒川正幸/2005年5月)

本諏訪 裕幸
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