【東京オートサロン2005】スバルはストイックでスポーティ&楽しくポップ
2005.01.14 自動車ニュース【東京オートサロン2005】スバルはストイックでスポーティ&楽しくポップ
新年恒例、チューニングカーやドレスアップカーの祭典「東京オートサロン2005 with NAPAC」が、2005年1月14日、千葉県は幕張メッセで開幕した。
富士重工業とスバルテクニカインターナショナル(STI)は、共同でブースを展開。ラリーマシン「インプレッサWRC2004」をステージ中央に展示し、スバルブルー、白、シルバーの3色を使い、スポーティな雰囲気を演出していた。
■主役はスポーティ
スバルの主役は、当然スポーティモデル。ラリーマシンが鎮座するステージ手前には、2005年1月11日に販売が始まった「インプレッサ」のコンプリートモデル「インプレッサS203」が展示された。2003年のオートサロン、参考出品車の市販バージョンだ。
320psの最高出力など、高性能であることに加え、しっとりした乗り味や質感などの“プレミアム感”を追求。前席のレカロ製バケットシートは、レース用シートと同じドライカーボンシェルを使った最新モデルで、1脚55万5000円もするという。
価格は460万9500円と決して安くないが、限定555台のうち、既に300台以上が売約済みとか。会期中に売り切れる可能性もあるので、気になる方はお早めに。
■「ブリッツェン」と「S402」(?)
ステージ向かって右には、「レガシィ」シリーズのアフターパーツ装着車が並ぶ。注目は、「レガシィB4」の内外装を変更した限定車「ブリッツェン2005モデル」と、STIパーツを組み込んだ参考出品車「レガシィツーリングワゴン3.0R spec.B Tuned by STI」だ。
「ブリッツェン2005モデル」は、ターボユニットを積む「レガシィB4 2.0GT」をベースに、専用デザインのフロントバンパー&グリル、リアバンパー、17インチアルミホイールなどを装着。インテリアは、赤&黒のツートーン、またはブラックのみが選択できる、専用本革シートなどを与え、上質感を高めた仕様だ。
もう1台、3リッターフラット6を積むレガシィシリーズのフラッグシップを、STIがチューンしたのが「レガシィツーリングワゴン3.0R spec.B Tuned by STI」。ベース車の乗り味をスポイルすることなく、スポーティ性を高めたという。
ところで、S203のように、コレが次期レガシィのコンプリートモデル「S402」なのだろうか? STIの広報氏によれば、「S402をどんなクルマにするか、方向性が定まっていません。2リッターターボと3リッターフラット6、どちらをベース車にするかも……」、つまり未定らしい。
■小さなワンメイクレーサー
一方、ステージ左側は、軽自動車「R2」と「R1」に、ワンメイクレーサー風のカラーリングを施したカスタムカーが並ぶポップな雰囲気。ストイックなスポーツの世界とは、異なるクルマの楽しみ方を提案する。
これに加えて、スバルカスタマイズラボラトリー(ScLaBo)に参加した、5社のカスタムカーを集めた「スバルカスタマイズビレッジ」などが見られる。
(webCGオオサワ)
富士重工業:
http://www.subaru.co.jp/
スバルテクニカインターナショナル:
http://www.subaru-sti.co.jp/
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