トヨタ・ジャパンタクシー:ズバリ、欲しい!
2017.10.26 自動車ニュース 拡大 |
東京モーターショー2017の会場を回ったモータージャーナリストの高山正寛氏は、トヨタのブースに展示された1台の商用車「JPN TAXI(ジャパンタクシー)」に衝撃を受けたという。その理由は?
日本の粋をクルマで表現
思い起こせば、2013年の東京モーターショーでコンセプトモデルが登場したトヨタの新世代タクシー。2020年の東京オリンピック/パラリンピック時にはそれなりの台数が街を走っていないとインバウンドの記憶に残らない、と考えるとこのタイミングで発売したのはギリギリ、いやちょうどいいかもしれない。
知人のタクシードライバーに話を聞いたら「全高があるから自社にある立体駐車場には入らないなあ」と……。なるほど、それでもこのサイズでタクシーに求められるユーティリティーを実現したことには、素直に感動する。
低床フロアで、車いすでの乗車が可能なユニバーサルデザインは、これまで自分の中でナンバーワンと思っていた「ラウム」を超えるもの。ハード的には一部の中小メーカーが後付けで採用している「LPGハイブリッド」も興味津々。ランニングコスト低減という点で、タクシー会社の経営者にもインパクトは十分だ。
またグレードやボディーカラー、内装色の名称に、「匠」「深藍(こいあい)」「黒琥珀(こはく)」などを使った点も“日本の粋”を感じさせる。幸い、うちの近所にはLPGスタンドもある。もう、ただただ欲しいクルマなのである。
(文=高山正寛/写真=峰 昌宏)

高山 正寛
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