「レクサスGS」に「エターナルツーリング」設定 生産終了に伴う最後の特別仕様車
2020.04.23 自動車ニュース![]() |
トヨタ自動車は2020年4月23日、「レクサスGS」の生産を同年8月に終了するのに合わせ、特別仕様車“Eternal Touring(エターナルツーリング)”を設定。同年6月1日に発売すると発表した。
27年の愛顧への感謝を込めた特別仕様車
GSは1993年に初代モデルがデビューしたレクサスのEセグメントセダンである。日本では、当初は「トヨタ・アリスト」として販売されていたが、2005年に登場した3代目で今日のモデル名に変更。海外と同じく、レクサスブランドでの販売が開始された。現在のモデルは2012年に登場した4代目にあたり、高い走行性能を実現すべく、ドイツのニュルブルクリンクをはじめ世界各国で100万kmを超える走り込みを行い、開発がなされたという。
今回の特別仕様車は同モデルの生産終了に伴い設定されたもので、“エターナルツーリング”という車名は「グローバル27年間にわたるお客さまのご愛顧への感謝とともに、GSが生産終了した後も、レクサスがこれまで創り上げてきたグランドツーリングへのこだわりを継承し続けていくという思いを込めたもの」(レクサスインターナショナル プレジデント 佐藤恒治氏)と説明されている。
ベースとなるのは「450h」「350」「300h」「300“Fスポーツ”」の4グレードで、内外装の各所に、レクサスのハイパフォーマンス車である“F”モデルに準じた意匠や装備が採用されている。
特別装備は以下の通り。
- “Fスポーツ”専用スピンドルグリル(特別仕様車専用グロスブラック)/フレーム(特別仕様車専用漆黒メッキ)
- フロントバンパーサイドベゼル(特別仕様車専用グロスブラック)
- ラゲッジドアガーニッシュ(特別仕様車専用漆黒メッキ)
- “Fスポーツ”専用リアスポイラー(特別仕様車専用ブラック塗装<ボディーカラーに「グラファイトブラックガラスフレーク」を選択した場合はボディーカラーと同色となる>)
- オート電動格納式ドアミラー(広角・自動防げん・鏡面リバース連動ラストメモリー付きチルトダウン・メモリー・ヒーター付き、特別仕様車専用ブラック塗装<ボディーカラーに「グラファイトブラックガラスフレーク」を選択した場合はボディーカラーと同色となる>)
- フロント235/40R19+リア265/35R19タイヤ&”Fスポーツ”専用アルミホイール(特別仕様車専用ブラック塗装+ブラックナット)
- 235/40R19タイヤ&アルミホイール(特別仕様車専用ブラック塗装+ブラックナット、GS350 4WDのみ)
- “Fスポーツ”専用オレンジブレーキキャリパー(フロント&リア、フロントLEXUSロゴ入り、GS450hとGS350の2WDのみ)
- 三眼フルLEDヘッドランプ(ロー&ハイビーム)&LEDフロントターンシグナルランプ
- ヘッドランプクリーナー
- “Fスポーツ”専用ディンプル本革ステアリング(パドルシフト付き、特別仕様車専用ブラック/フレアレッド、レッドステッチ入り)&”Fスポーツ”専用ディンプル本革シフトノブ(特別仕様車専用ブラック、レッドステッチ入り)
- メーターフード/インストゥルメントパネル上部/センターコンソール/パームレスト/ドアトリム(特別仕様車専用アルカンターラ表皮、レッドステッチ入り)
- 特別仕様車専用カーボンオーナメントパネル(ブラック)
- “Fスポーツ”専用本革シート(運転席・助手席ベンチレーション機能&ヒーター機能付き、特別仕様車専用ブラック、レッドステッチ入り)
- クリアランスソナー&バックソナー
- アダプティブハイビームシステム[AHS]
- ブラインドスポットモニター[BSM]
価格は以下の通り。
- GS450h“エターナルツーリング”(FR/CVT):900万円
- GS350“エターナルツーリング”(FR/8AT):800万円
- GS350“エターナルツーリング”(4WD/6AT):800万円
- GS300h“エターナルツーリング”(FR/CVT):750万円
- GS300“エターナルツーリング”(FR/8AT):710万円
(webCG)