No Garage, No Life! | 岡山国際サーキット御殿場支店
ワインセラーの発想で愛車を楽しみ慈しむ The CELLAR GOTEMBA 2021.07.05 Gear Up! 2021 Summer 愛車と過ごす大切なひとときを、最高のものにしたい……。そんなエンスージアストの願いをかなえるガレージが、富士の麓に誕生した。「The CELLAR GOTEMBA」である。富士山の麓に位置する静岡県御殿場市は、富士山や富士五湖、箱根などの観光の拠点として知られる街。東京からはクルマで約90kmとお出かけには好立地とあって、観光シーズンには大いににぎわう人気の場所である。
いっぽう、クルマ好きにとっては特別な思いを抱くエリアでもある。近くにはモータースポーツの聖地として知られる富士スピードウェイがあり、また、爽快なドライブが楽しめるワインディングロードが数多く存在するからだ。そんなクルマ好きが憧れ、クルマ好きが集うこの地に、新しいコンセプトのガレージが誕生した。
貴重なワインを楽しむ時間のために、適切なコンディションで保存するワインセラーのように、大切な愛車を理想的なコンディションで保管するためのガレージ。それがThe CELLAR GOTEMBAである。
手がけたのは、西日本地区でモータースポーツの中心的な役割を果たしている岡山国際サーキット。クルマ好きの気持ちを理解する彼らが、愛車との新しい関わり方を提案するというものなのだ。
The CELLAR GOTEMBAは5階建ての施設のうち、1階の一部を搬入エリア、5階を保管エリアとして使用している。約1000坪を誇る車両保管エリアは、一年を通して室温28℃以下、湿度60%以下に保つよう空調を管理。これにより、クルマにとって大敵の錆(さび)やレザーのひび割れ、ゴムやプラスチック、そして、塗装の劣化を可能なかぎり抑えることができる。
ガレージ1階の車両搬入エリアは、完全な室内にあり、車両の乗り降りの際に雨を避けることができるうえ、大型のトランスポーターごと乗りつけることも可能。ここから車両保管フロアまでは段差のない車両搬送用エレベーターにより、安心して移動することができる。車両の出入りは管理者が立ち会い、セキュリティーは万全。また、フロアは3つの区画に分かれており、万一火災が発生した場合には、区画ごとに泡消火器を作動させることで、被害を最小限に食い止める工夫がなされている。
注目したいのが、ガレージのサポート体制。The CELLAR GOTEMBAは、名門レースガレージ「チームルマン」がすぐそばにあり、経験豊富なメカニックによるメンテナンスが受けられるのだ(有償サービス)。たとえば、サーキットでスポーツドライビングを楽しむ前後の整備が可能である。また、事前に連絡しておけば、The CELLAR GOTEMBAからサーキットまでトランスポーターによる送迎にも対応する(有償サービス)。
いっぽう、自走可能な車両であれば、The CELLAR GOTEMBAで愛車に乗り換えて、箱根エリアのワインディングロードを思う存分ドライブするのもたやすい。
ドライブを楽しんだあとは、オーナー向けのホスピタリティースペースでひと息ついたり、オーナー同士の親交を深めるのも楽しいひとときだ。最大74名収容のホスピタリティースペースでは、オーナーズクラブのパーティーやコレクションの商談など、さまざまな使い方が考えられる(パーティー等は別途費用が発生)。
気になる保管料は、一台あたり月額3万8500円から。フロアの一画をまとめて借りて、オーナーズクラブの専用スペースにするといった相談にも対応できるという。
あえて自宅のガレージではなく、都心などからアクセスが良い御殿場で愛車を保管することで、これまでとはひと味違う、楽しいカーライフが期待できそうなThe CELLAR GOTEMBA。愛車を大切に保管したい人はもちろんのこと、最高のコンディションで愛車のドライブを楽しみたいというエンスージアストには、ぜひおすすめしたいスタイルである。
(文=生方 聡/写真=加藤純也)
問い合わせ:岡山国際サーキット御殿場支店 0550-80-3703
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生方 聡
モータージャーナリスト。1964年生まれ。大学卒業後、外資系IT企業に就職したが、クルマに携わる仕事に就く夢が諦めきれず、1992年から『CAR GRAPHIC』記者として、あたらしいキャリアをスタート。現在はフリーのライターとして試乗記やレースリポートなどを寄稿。愛車は「フォルクスワーゲンID.4」。
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