MINIの高性能BEV「ジョンクーパーワークスE」と「ジョンクーパーワークス エースマンE」が上陸

2025.02.27 自動車ニュース webCG 編集部
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「MINIの日(3月2日)」を記念し日本導入が発表された電気自動車「MINIジョンクーパーワークスE」(写真左)と「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」(写真右)。
「MINIの日(3月2日)」を記念し日本導入が発表された電気自動車「MINIジョンクーパーワークスE」(写真左)と「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」(写真右)。拡大

BMWジャパンは2025年2月27日、「MINIの日(3月2日)」を記念する「MINI DAY 2025プレスカンファレンス」と題した報道関係者向けのイベントを開催し、ハイパフォーマンス電気自動車(BEV)「MINIジョンクーパーワークスE」と「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」の日本導入を発表した。両モデルとも同日、販売を開始し、納車は2025年第2四半期以降を予定している。

「MINIジョンクーパーワークスE」と「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」の外装・内装をより詳しい写真でチェック

「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」(写真手前)の車両本体価格は641万円。
「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」(写真手前)の車両本体価格は641万円。拡大
「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」のリアビュー。専用チューニングが施されたスポーツサスペンションが採用される。
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作動時に10秒間だけ追加で27PSの出力が供給される「Eブースト」スイッチ付きの「JCWスポーツステアリングホイール」を標準装備としている。
作動時に10秒間だけ追加で27PSの出力が供給される「Eブースト」スイッチ付きの「JCWスポーツステアリングホイール」を標準装備としている。拡大
「MINIジョンクーパーワークスE」と「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」は、いずれも最高出力258PS、最大トルク350N・mの電気モーターで前輪を駆動。ボディー床下に収納されているリチウムイオン電池のバッテリー容量は54.2kWh。
「MINIジョンクーパーワークスE」と「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」は、いずれも最高出力258PS、最大トルク350N・mの電気モーターで前輪を駆動。ボディー床下に収納されているリチウムイオン電池のバッテリー容量は54.2kWh。拡大
「MINIジョンクーパーワークスE」の車両本体価格は616万円。
「MINIジョンクーパーワークスE」の車両本体価格は616万円。拡大
「MINIジョンクーパーワークスE」のリアビュー。リアバンパーには専用カラーのディフューザーが装着される。
「MINIジョンクーパーワークスE」のリアビュー。リアバンパーには専用カラーのディフューザーが装着される。拡大
「MINIジョンクーパーワークスE」のインテリア。ブラックのリサイクルポリエステル表皮に赤いアクセントが入るダッシュボードが目を引く。
「MINIジョンクーパーワークスE」のインテリア。ブラックのリサイクルポリエステル表皮に赤いアクセントが入るダッシュボードが目を引く。拡大
「MINIジョンクーパーワークスE」には17インチ、「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」(写真)には18インチサイズの専用ホイールを採用。
「MINIジョンクーパーワークスE」には17インチ、「MINIジョンクーパーワークス エースマンE」(写真)には18インチサイズの専用ホイールを採用。拡大

今回のジョンクーパーワークス(JCW)は、「MINIクーパーE 3ドア」および「MINIエースマン」ベースとする高性能車。JCWは、MINIブランドのハイパフォーマンスモデルを取り扱うサブブランドで、1960年代にモータースポーツ界を席巻したジョン・クーパーの名前がその由来である。ジョン・クーパーは、自らがチューンを手がけた「Mini」でモンテカルロラリーを3度も制するという偉業を成し遂げたことでも知られている。

MINI JCW EとMINI JCWエースマンEは、レーシングスピリットあふれるスタイリングと走りが特徴だ。完全に閉じたアンダーボディーとフロントグリルが空気抵抗を大幅に抑制。フロントバンパーとリアスポイラーが生み出すダウンフォースにより車体を路面にしっかりと密着させ、抜群の安定感を実現しているという。リアバンパーにはJCWカラーのディフューザーが装着される。

「JOHN COOPER WORKS」のチェッカードフラッグロゴがあしらわれたハイグロスブラックフレームの八角形グリルや、チリレッドのアクセントが備わる迫力あるデザインのフロントバンパースポイラーもJCWの専用アイテムである。ボンネットストライプをはじめドアミラーキャップやルーフには、外板色に合わせてチリレッドまたはブラックのアクセントカラーが設定される。

ダッシュボードの中央に置かれた直径240mmの円形センターディスプレイが目を引くインテリアでは、ブラックのリサイクルポリエステル表皮に赤いアクセントが入るダッシュボード、作動時に10秒間だけ追加で27PSの出力が供給される「Eブースト」スイッチ付きの「JCWスポーツステアリングホイール」、「JCWスポーツシート」、「JCWライトグラフィック付きパノラマガラスサンルーフ」などが同モデルの専用装備となる。

MINI JCW EとMINI JCWエースマンEは、いずれも最高出力258PS(190kW)、最大トルク350N・mの電気モーターで前輪を駆動。ボディー床下に収納されているリチウムイオン電池のバッテリー容量は54.2kWhで、一充電走行距離は前者が421km、後者が403kmと発表される。AC普通充電に加えてDC急速充電も使用可能となっている。

足まわりについては、専用チューニングが施されたJCWスポーツサスペンションの採用により、正確なハンドリングと卓越したレスポンスを実現。前輪のキャンバー角を大きくすることでハンドリング性能を高め、コーナリングのグリップ性能を向上させたという。MINI JCW Eには17インチ、MINI JCWエースマンEには18インチサイズのJCW専用ホイールを採用し、サーキット走行にも対応するスポーツタイヤやレッドキャリパーの専用スポーツブレーキなどを組み合わせている。

3年間の主要メンテナンスの無償提供、タイヤやキーの破損や紛失の際の費用サポートなどが含まれる「MINI TLC.」が付帯されており、車両の維持費の軽減と、より安心なドライブの提供もうたわれている。

価格はMINI JCW E が616万円、MINI JCWエースマンEが641万円。MINI正規ディーラーに加え、MINIのオフィシャルウェブサイトを通じてのプレオーダーも可能だ。

(webCG)

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