日本最大級のクラシックモーターショー! 「ノスタルジック2デイズ2025」開催される

2025.02.28 自動車ニュース 沼田 亨
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特別展示車両から。右から映画『蘇る金狼』で松田優作が乗った(実際に運転はしていない)ことで知られる「ランボルギーニ・カウンタックLP500Sウォルター・ウルフ」、ワークス仕様の「日産チェリー クーペX1-R」のレプリカ、そしてプライベートでもクルマ好きで知られるSUPER GTドライバー、松田次生選手の所有する「日産スカイラインGT-R(BNR32)」。
特別展示車両から。右から映画『蘇る金狼』で松田優作が乗った(実際に運転はしていない)ことで知られる「ランボルギーニ・カウンタックLP500Sウォルター・ウルフ」、ワークス仕様の「日産チェリー クーペX1-R」のレプリカ、そしてプライベートでもクルマ好きで知られるSUPER GTドライバー、松田次生選手の所有する「日産スカイラインGT-R(BNR32)」。拡大

2025年2月22日、23日の2日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で、『ノスタルジックヒーロー』など旧車専門誌のプロデュースによる恒例のイベント「ノスタルジック2デイズ2025」が開かれた。

1972年「三菱ミニカF4」。この年に登場した3代目ミニカで、駆動方式はオーソドックスなFRのままだが、エンジンは従来の2ストロークから新開発された4ストロークの水冷直2 SOHCとなった。広告のイメージキャラクターが岸部シローだったことを覚えている。
1972年「三菱ミニカF4」。この年に登場した3代目ミニカで、駆動方式はオーソドックスなFRのままだが、エンジンは従来の2ストロークから新開発された4ストロークの水冷直2 SOHCとなった。広告のイメージキャラクターが岸部シローだったことを覚えている。拡大
毎回、広島から遠路はるばるやってくる「日産チェリー」のスペシャリストである竹口自動車は、4ドアセダン「1200 X-1」を展示。初代チェリーにクーペが追加されて以降、高性能版のX-1の需要の大半はクーペに移行したため、後期型のセダンX-1は非常に珍しい。
毎回、広島から遠路はるばるやってくる「日産チェリー」のスペシャリストである竹口自動車は、4ドアセダン「1200 X-1」を展示。初代チェリーにクーペが追加されて以降、高性能版のX-1の需要の大半はクーペに移行したため、後期型のセダンX-1は非常に珍しい。拡大
スウィンギンモータースが出展していた1972年「いすゞ・エルフ150」。俗に“エルフブルー”と呼ばれるブルーがイメージカラーだった2代目エルフでは少数派の通称“白エルフ”、しかもガソリンの1.6リッター直4 OHVエンジンを積んだ1.5t積みの150というレア仕様。
スウィンギンモータースが出展していた1972年「いすゞ・エルフ150」。俗に“エルフブルー”と呼ばれるブルーがイメージカラーだった2代目エルフでは少数派の通称“白エルフ”、しかもガソリンの1.6リッター直4 OHVエンジンを積んだ1.5t積みの150というレア仕様。拡大

「日本最大級のクラシックモーターショー」とうたったこのイベントは、実車をはじめパーツやオートモビリア(クルマ趣味の小物)などのショップによる展示即売を中心とするもので、今回で16回目を迎えた。

このイベントは昔から日本車が中心だが、通称“ハコスカ”こと3代目「日産スカイライン」を筆頭とする国産旧車の人気車種の価格高騰は相変わらずで、おいそれと手を出せるものではなくなっている。それでも、いやそれだけ人気があるからということなのか、来場者数も年々増加。今回の2日間の入場者数は昨年の4万0514人から4万2561人に増え、過去最多を更新した。割合にするとおよそ5%増だが、肌感覚での会場内の人口密度の上昇はそれ以上で、東京オートサロンなみに撮影がしづらくなってきた気がする。出展社数を見ると昨年の165社から185社に増えているので、もしかしたら会場内の通路スペースが狭くなったために、より混雑度が高く感じられたのだろうか。

車両展示のほか、レーシングドライバーやクルマ好きタレントのトークショー、音楽ライブなどステージプログラムも盛りだくさんで、会場は終日盛り上がりを見せていた。

(文と写真=沼田 亨)

◆フォトリポート:加熱する国産旧車ブームの最前線! 「ノスタルジック2デイズ2025」の会場から

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