ルノー・ルーテシア ゴルディーニ R.S. 限定発売
2010.10.22 自動車ニュースハイパフォーマンスな限定車「ルノー・ルーテシア ゴルディーニ R.S.」発売
ルノー・ジャポンは2010年10月22日、ハイパフォーマンスな限定モデル「ルノー・ルーテシア ゴルディーニ R.S.」を日本に導入。同日に発売した。
■名車の車名が復活!
「ルーテシア ゴルディーニ R.S.」は、既存のハイパフォーマンスモデル「ルーテシア ルノースポール」をベースとするスペシャルモデルだ。
その車名は、1950〜70年代にかけてルノーの高性能モデルを送り出した名エンジニア、アメデ・ゴルディーニに由来するもの。氏の手がけた“チューンド・ルノー”は、過去も同様にゴルディーニ名を添えて世に出され、ラリーフィールドなどで活躍。なかでも1964年に発売され、同年のコルシカラリーを制した「ルノー8 ゴルディーニ」が広く知られる。
それら往年のツワモノは、ベースのルノー車と異なるハイパフォーマンスなエンジンチューンで知られるが、このたび復活した「ルーテシア ゴルディーニ R.S.」は、そもそもベースモデルが「ルーテシア」の高性能版。機関や足まわりなど走りに関係する部分はそのままに、内外装の変更を中心としたカスタマイズが施されている。
ボディとホイールの色は、往年のゴルディーニ・モデルを思わせる専用色のブルーに統一され、「G」イニシャルを透かし入れたホワイトストライプや、同じくホワイトのエアインテークフィンとサイドミラー、専用エンブレムなどでドレスアップ。
インテリアも、シート、ステアリングホイール、シフトノブそれぞれが、ブルー&ブラックのツートンカラーで統一された専用パーツとなる。
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価格は、ベースモデルより35万円アップの、334万円。
今夏フランスで期間限定生産されたものから30台を確保しての日本導入だったが、この日、朝9時に受注が始まってから正式発表までのわずか1時間で、あっさり売り切れてしまった。
そんなゴルディーニ・モデルは「トゥインゴ ルノースポール」でも展開されており、いまから来春の日本導入が検討されているとのことである。
(webCG 関)