
1968年10月の発表時に配付された最初の広報写真。翌年に「77シリーズ」として発売されるシングルキャブエンジン搭載モデルのプロトタイプだが、生産型と比べて全長(トランク部分)が55mm短く、タイヤが小さい(生産型の13インチに対し12インチ)などの相違点がある。
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1968年10月の発表時に配付された最初の広報写真。翌年に「77シリーズ」として発売されるシングルキャブエンジン搭載モデルのプロトタイプだが、生産型と比べて全長(トランク部分)が55mm短く、タイヤが小さい(生産型の13インチに対し12インチ)などの相違点がある。
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空冷V8DOHC32バルブの3リッターエンジンを積んだF1マシン「RA302」。68年のフランスGPに出場したが、3周目にクラッシュして炎上し、ドライバーのシュレッサーは死亡。以後二度とレースに出場することはなかった。
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フィンが切られたドライサンプ用のオイルタンクまでアルミ製で、「アルミの工芸品」などと呼ばれたDDACエンジン。ただし重量は180kg程度と、同級の一般的な水冷エンジン+ラジエターより20kg前後重かった。
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DDACの冷却方法を示した図。左端のシロッコファンから圧送された空気がシリンダーや同ヘッドの周囲に設けられた二重壁を通過して冷却し、同時にグリルから取り入れた走行風がエンジン外壁を冷却する。
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DDAC、ドライサンプ、前輪駆動方式、クロスビーム式後輪独立懸架をはじめ、全身を独創的なメカニズムで固めたホンダ1300。特許・実用新案の出願数はじつに203件以上に達したという。
『第33回:『偉大なる失敗作』ホンダ1300(1969〜1972)(その2)』の記事ページへ戻る