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冷たく光るアルミ剥き出しの内装が、スパルタンな雰囲気を盛り上げる。ダッシュボード中央のアルミ製スターターボタンでエンジンを始動する。タコメーターは7000rpmまで目盛られ、6500rpmでカットオフが働く。速度計は250km/hまで。320mmと小径のモモ製ステアリングホイールにはフルサイズのエアバッグが備わる。
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最高出力147ps/5800rpm、最大トルク20.7kgm/4000rpmを発生する2.2リッター直列4気筒DOHCユニット。着脱にちょっとしたコツを要するキャンバストップは、専用の収納袋に入れ、エンジン後方のスペースに格納できる。
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サスペンション形式は前後ダブルウィッシュボーン。ブレーキは前後ともベクトラから流用した通気式ディスク、ABSが備わる。タイヤサイズは前175/55R17、後225/45R17。タイヤ銘柄は、専用開発されたブリヂストン・ポテンザRE040。ちなみに、ドイツ本国でのベース価格は5万9900マルク(1マルク=55円として330万円弱)。
『オペル・スピードスター(5MT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る