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BMWドライビングアカデミーにて、説明会場の前に居並ぶ「BMW i3」のプロトタイプ。
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屋内には「i3」の車体構造を示す模型が。パワーユニットなどをまとめた「ドライブモジュール」(手前)と、キャビンを形成する「ライフモジュール」(奥)とが、完全に分離していることがよくわかる。
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「BMW i」のプロジェクトマネージャーである、独BMWのマルティン・アールト氏。
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「BMW i3」の車体構造。「ドライブモジュール」と呼ばれるシャシーはアルミで、「ライフモジュール」と呼ばれるキャビンはカーボンで形成されている。
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床下に搭載されるリチウムイオンバッテリー。定格電圧360V、蓄電量22kWhという性能を備えている。
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リアに搭載される170ps(125kW)のモーター。なお、レンジエクステンダーのエンジンはリアアクスルの上の、このモーターに隣接する位置に搭載される。容量9リッターのガソリンタンクはフロントに搭載されるため、装備しても荷室容量に影響はないとのこと。
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ボディーサイズについては3999mmの全長と2570mmのホイールベース以外は公表されていない。ちなみに2011年の東京モーターショーに出展された「BMW i3 コンセプト」のボディーサイズは、全長×全幅×全高=3845×1766×1537mm。
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ドアは「マツダRX-8」や「トヨタFJクルーザー」などと同じ形式で、フロントドアとリアのサブドアが観音開きとなる。
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テストコースはパイロンスラロームに急加速、制動しながらのコーナリングと、かなりアグレッシブなレイアウト。
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「i3」の動力性能は0-100km/h加速が7.2秒、最高速が150km/hというものだが、実際に乗ってみると数値以上の迫力を感じる。
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レンジエクステンダー非装着車の走行可能距離は、ドライブモードが「コンフォート」の場合でおよそ130~160km、省エネ走行に特化した「ECO PRO+」では200kmとされている。
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155/70R19というタイヤサイズに合わせたパッケージングとサスペンションにより、細いタイヤでも十分な横方向の踏ん張りを確保している。
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タイヤはBMWとブリヂストンが共同開発したもの。内径は19インチもあるのに、幅は155mmと、軽自動車用タイヤ並みに細い。
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