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試乗の舞台はオランダ・アムステルダム。同市はEVの普及を大いに推進している。
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全長は3999mmで全高は1578mm。ショートオーバーハングデザインが俊敏性を強調する。
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ユニークなサイドのウィンドウグラフィックは、BMWみずから「ストリーム・フロー」と呼ぶ。デザイン的なインパクトを企図すると同時に、後席に開放感をもたらしているだけでなく、ボディーの優れた空力特性も表現しているという。テールゲートは全面ガラス張りとなる。
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ドアには「観音開き」を採用。リアドアは後ろヒンジで開き、Bピラーは存在しない。
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インパネのデザインは高さを抑えた、開放感のあるもの。自立型ディスプレイが2個(メーターディスプレイと中央のコントロールディスプレイ)備わる。
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オプションで明るい色のウッドパネルも用意される。北欧家具にも似た雰囲気が漂う。
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シートは軽量構造を採り、バックレストが薄い。
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Bピラーが存在しないため、後席への乗降性に優れる。また、RRレイアウトを採用するため、事実上センタートンネルがない。
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0-100km/h加速は7.2秒(レンジエクステンダー搭載仕様は7.9秒)と思いのほか俊足。最高速は150km/h。(数値は欧州仕様の場合)
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シフトセレクターと、EVシステムのスタート/ストップ・ボタンは、ステアリングコラムから突き出した操作エレメントにまとめて配置されている。
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センターコンソールに「コンフォート」と「ECO PRO」モードの切り替えスイッチがある。航続距離は前者選択時で130~160km、後者で最大200km。
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充電に要する時間(充電率80%)は、最新の公共用充電装置(50kW)使用時で30分以内、欧州の220V家庭用コンセントでの高速充電時で約8時間と発表されている。
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BMW i3
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