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新世代パワートレイン「Drive-E」の第1弾として登場した2リッター直4直噴ガソリンターボエンジンは、出力性能だけでなくクラストップレベルの燃費も自慢。従来型のT5エンジンと比べて5ps/3.1kgm(30Nm)向上の245ps/35.7kgm(350Nm)を達成しながら、「S60 T5 R-DESIGN」で14.6km/リッターという燃費を実現した。
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本革巻きシルクメタル・ステアリングホイールや、センターパネル部のアルミ加飾、スポーツペダルなど「R-DESIGN」の専用装備が室内をスポーティーに演出する。内装色はアンスラサイトブラックで、シートカラーがオフブラック。
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「T5」を名乗るがエンジンは直4。新世代パワーユニットでは“命名法”が変わる。
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「R-DESIGN」ではパーフォレーテッド(穴あき)レザーのコンビネーションシートが標準。運転席、助手席とも8ウェイの調整機構が備わり、シートヒーターも付く。オプションでヌバック(バックスキン仕上げの人工皮革)/テキスタイル/パーフォレーテッドレザーのコンビシートも選択できる。
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リアシートは60:40の分割可倒式。
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フロントシートのバックレストに「R-DESIGN」のロゴ。
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T5エンジン搭載車では、ボルボ初の省燃費走行モード「ECO+(エコプラス)」モードが選択できる。トランスミッションのシフトポイント、エンジンレスポンス、エンジンスタート/ストップ機構の最適化に加え、惰性走行モードの「ECO COAST(エコ・コースト)」機能(65~140km/hで作動)を効率的に制御し、燃料消費を抑える。
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「S60 T5 R-DESIGN」のトランク。60:40分割可倒式のリアシートを倒せば、容量の拡大が可能。
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ATの8段化と併せ、ステアリングにシフトパドルが備わった。
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「R-DESIGN」専用のディフューザー付きリアバンパーと、デュアル・スポーツテールパイプが後ろ姿をスポーティーに引き締める。試乗車のボディーカラーはR-DESIGN専用色のエレクトリックシルバーメタリック。
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タイヤサイズは235/40R18。専用デザインのホイール“Ixion”が装着される。
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「シティ・セーフティ」(低速用追突回避・軽減オートブレーキ・システム)は標準装備。「ヒューマン・セーフティ」(歩行者・サイクリスト検知機能付き追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム。写真)については、「S60 T5 R-DESIGN」ではパッケージオプション「セーフティ・パッケージ」として選択が可能。
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フロントドアを開けると、サイドシルにも「R-DESIGN」のロゴ。
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ボルボS60 T5 R-DESIGN
『ボルボS60 T5 R-DESIGN(FF/8AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る