
-
-
1980年代中盤にWRCを席巻した「S1」の名が、コンパクトスポーツモデルの車名としてよみがえった。
-
大胆なデザインのフロントバンパー、サイドシル、大型化されたスポイラーなどが、外観をスポーティーに演出する。
-
2リッター直4ターボエンジンは「デュアルインジェクション」(直噴にポート噴射を併用する)を採用。231psと37.7kgmを発生する。
-
本国では多種多様なオプションがそろっており、カスタマイズの自由度の高さも「S1」の魅力となっている。この車両のルーフスポイラーは「ダブルブレード」と呼ばれるオプション。
-
オプションの「Sスポーツシート」(写真)はヘッドレスト一体型で、表皮にファインナッパレザーが用いられている。
-
「Sスポーツシート」を後ろから見る。上部が樹脂一体成型となっている。色はドアパネルやセンターコンソールと同色でそろえることができる(試乗車はハイグロスブラック)。
-
トランスミッションは6段MTのみの設定。
-
エアベントのスリーブをマット仕上げやアルミ調、ハイグロスブラックなどにグレードアップするオプションもそろう。
-
ダークグレーのディフューザーと4本のテールパイプが後ろ姿をスポーティーに引き締める。
-
動力性能は0-100km/h加速が5.8秒で、最高速は250km/h。燃費(NEDC複合サイクル)は7.0リッター/100km(約14.3km/リッター)と発表されている。
-
メーターダイヤルはダークグレーに。タコメーター(左)に「S1」のロゴが入る。
-
本国では「クワトロ・エクステリアスタイリング・パッケージ」と呼ばれるセットオプションが用意される。その内容は、レッドトリム入りキセノンヘッドランプ、「S1」ロゴ入りレッドブレーキキャリパー、大型ルーフスポイラー、18インチ・マットブラックアルミホイールなど。
-
5ドアの「S1スポーツバック」も設定される。
-
「S1スポーツバック」の室内。Sスポーツシートやフラットボトムステアリング、エアベントスリーブなどがセットになったオプション「クワトロ・インテリアスタイリング・パッケージ」も用意される。
-
ラゲッジルームの容量は210~860リッター(VDA方式)。4WD化され、リアサスペンションが4リンク式に変更されたため、容量は標準車(270~920リッター)より少なくなっている。
-
-
アウディS1
-
『アウディS1(4WD/6MT)【海外試乗記】』の記事ページへ戻る