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2012年9月に日本導入が発表された「フォルクスワーゲンup!」。大きなマイナーチェンジこそまだないものの、逐次改良が加えられているという。
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インパネの意匠はいたってシンプル。上級グレードの「high up!」では、ステアリングホイールやハンドブレーキグリップにレザーが用いられる。
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シート表皮はファブリック。グレードやボディーカラーに応じて、数種類のカラーバリエーションが用意される。
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リアシートは3ドア、5ドア共に2人掛け。乗車定員は4人となる。
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充実した安全装備も「up!」の特徴。緊急自動ブレーキの「シティエマージェンシーブレーキ」を全車に採用している。
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「ASG」と呼ばれるシングルクラッチ式AT。最新モデルでは、制御プログラムを日本の道路条件に合ったものに変更しているという。
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エンジンは1リッターの3気筒DOHC。バランサーシャフトを採用することなく振動やノイズを抑え、内部抵抗の低減や部品点数の削減を実現している。
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「up!」は燃費性能も重視しており、国産コンパクトに迫る23.1km/リッター(JC08モード)を実現している。
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サスペンションは、フロントがスタビライザー付きのマクファーソンストラット、リアがトーションビームアクスルとなる。
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メーターは速度計、エンジン回転計、燃料計の3眼式。速度計の下には燃費や平均速度などを示すディスプレイが備えられている。
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リアの窓はいわゆる上下巻き上げ式ではなく、後端が外側に開くタイプ。開いた状態は写真の通り。
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リアシートは3:2の分割可倒式。全車にトノカバーを標準装備している。(写真をクリックすると、シートの倒れる様子が見られます)
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「MQB」とは「フォルクスワーゲン・ゴルフ」や「アウディA3」などに採用される、横置きエンジン車用の新しいプラットフォーム。「up!」はMQBとは異なるプラットフォームを採用している。
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足元の仕様は「move up!」(3ドア/5ドア共通)と「high up!」とで異なる。前者は14インチスチールホイールと165/70R14サイズのタイヤ、後者は15インチアルミホイールと185/55R15サイズのタイヤの組み合わせとなる。
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フォルクスワーゲンhigh up!
『フォルクスワーゲンhigh up!(FF/5AT)【試乗記】』の記事ページへ戻る