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「CX-5」の比較相手に選んだのは「トヨタ・ハリアー」。環境性能に優れ、走りもいいSUVというテーマで、ハイブリッド4WDモデルの最上級グレード「プレミアム“アドバンストパッケージ”」を選択した。
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「CX-5」が大規模なマイナーチェンジを受けたのは2014年11月。フロントグリルに水平基調のフィンが配され、表情がより精悍(せいかん)になった。「Lパッケージ」と「プロアクティブ」の両グレードには、防眩(ぼうげん)ハイビーム機構「アダプティブLEDヘッドライト」が標準で装備される。
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「CX-5 XD Lパッケージ」のインテリア。スマートフォンと連携する「マツダコネクト」が採用されたほか、インパネデコレーションパネルなどの質感向上が図られた。
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「CX-5」に搭載される2.2リッター直4ディーゼルターボエンジンは175psと42.8kgmを発生する。「Lパッケージ」の4WD仕様のJC08モード燃費は18.0km/リッター。
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サスペンションのショックアブソーバーを前後とも新構造のものに変更したばかりか、フロントロワアームのブッシュ形状を最適化するなどして、よりスムーズでフラット感の高い乗り心地を目指した。
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「Lパッケージ」では以前からある黒の本革内装のほかに、今回新たにピュアホワイトが登場した。またシートは前後とも座り心地がより柔らかなものとされ、フィット感とホールド性が改良された。
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リアシートは座面の長さが延ばされている。背もたれは4:2:4の割合で倒せるようになっている。
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パーキングブレーキが電動化されたことにより、センターコンソールのデザインがすっきりとした。「マツダコネクト」を操作するコマンダーコントロール(シフトセレクター後方のダイヤル)も全車標準装備。
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「ハリアー」のハイブリッド4WDシステムは、2.5リッターの直4ガソリンエンジンを中心とし、フロントとリアに1基ずつモーターが載る構成をとる。前後輪に機械的な連結がない「電気式4WDシステム」(E-Fourと呼ばれる)である。
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大胆な造形と配色が印象的な「ハリアー」のインパネ。試乗車の内装色はディープボルドー。
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「ハリアー」のフロントシート。試乗車にはオプションの本革シートが装着されている。
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「ハリアー」のリアシート。6:4の分割可倒式で、リクライニング機能も備わる。
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2.5リッターの直4ガソリンエンジン(152ps)にフロントモーター(143ps)とリアモーター(68ps)を組み合わせ、システムの最高出力は194psに達する。JC08モード燃費は21.4km/リッター。
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ワインディングロードを行く「CX-5」。操舵(そうだ)の後、一瞬の“ため”を伴い、自然に気持ちよく旋回する。
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「ハリアー」のハイブリッド仕様のフットワークは「CX-5」よりゆったりしており、安定感に満ちている。
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「CX-5」のラゲッジルーム。容量は500リッター(DIN方式)。後席を立てた状態でのフロア寸法は、長さ89×幅105(ホイールハウス間)/146(最大幅)cm。後席を倒すとフロア長は164cm以上になる(いずれもwebCG実測値)。(クリックすると荷室のバリエーションが見られます)
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「ハリアー」のラゲッジルームのフロア寸法は、長さ99×幅112(ホイールハウス間)/140(最大幅)cm。後席を倒せば160cm以上の長尺物が余裕で積める(いずれもwebCG実測値)。(クリックすると荷室のバリエーションが見られます)
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マツダCX-5 XD Lパッケージ
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トヨタ・ハリアー プレミアム“アドバンストパッケージ”
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